
とんでもない事態だと思います。
シビリアンコントロールの危機と思います。
自衛隊が、主権者である国民を敵視する、ということがあってはならない、と、思います。
国民を峻別し、分断するようなことも許されることではありません。
そして、その証拠となる文書を、自衛隊は廃棄した、という。
自衛隊という組織が忠誠を誓っている存在は、一体、何でしょう?
東京新聞から
テロと反戦デモを同列視、松野官房長官が「誤解招く表現」と釈明 陸幕の文書廃棄も「不適切」
松野博一官房長官は31日の記者会見で、防衛省陸上幕僚監部(陸幕)が武力攻撃に至らないグレーゾーン事態の一例として「反戦デモ」を挙げた行政文書を作成したことについて、「合法的に行われている場合も含めて、一様に事態の例として記述したことは、誤解を招く表現だった」と述べた。
グレーゾーン事態は、国家間の対立で一方の当事者がテロやサイバー攻撃などを仕掛けて現状変更を試みている状況を指す。反戦デモが同事態に該当するかについて、松野氏は「平時でも有事でもない幅広い状況を表現したもので法的な概念ではなく、確定的に申し上げることはなじまない」と明言を避けた。
行政文書の管理に関するガイドラインの保存期間の経過前に陸幕がこの行政文書を廃棄したことに関し、松野氏は「不適切だった」と指摘した。
コメント
コメント一覧 (1)
また、分たちの組織の温存、拡大、権限の拡充をはかるために、国民を分断し、峻別することも厭わないことを示している、と、わたしは思っています。
毎日新聞から
政府、不適切と明言せず 陸自の反戦デモ警戒資料「誤解招く表現」
政府は、陸上自衛隊が警戒すべき対象として「反戦デモ」を例示した資料を記者向けに作成していた問題に関し、表現の自由を危うくする不適切な対応だったとは明言しない構えだ。防衛省の石川武報道官は1日の記者会見で「誤解を招く表現だったと考える」と述べるにとどめた。
反戦デモを例示した陸自の資料を巡り、松野博一官房長官も3月31日の会見で「誤解を招く表現」と指摘。表現に慎重さを欠いたものの、全体として大きな問題はないとの見方を示した形だ。野党は憲法21条が保障する表現の自由に抵触しかねない問題だとみて、追及を強める構えだ。
ぷーさん
が
しました