Unknown結局、この問題でわかったことは、菅総理が、抜け目のない戦術家でも戦略家でもない、ということ。

先日の日米首脳会談のあとの共同記者会見でも、ロイター者の記者からの東京オリンピック開催の是非についての質問に答えようともしなかったこともありました。醜態をさらした、と、思っています。

単に頭が悪い、ということかもしれません。

わたしたちは、わたしたちの政府の代表者を選出する手続きについて、もっとよく考えていかねばならない、と、思います。


NHKのニュースサイトから


学術会議 “総理大臣は6人の即時任命を” 総会で声明決定

会員候補6人が総理大臣から任命されなかった日本学術会議は22日開かれた定例の総会で「総理大臣は学術会議の推薦に基づいて任命し、法律が定めた会員数を満たす責務を負っている」として6人の候補者を即時任命するよう求める声明を決定しました。

日本学術会議は去年10月に就任する新しい会員の候補として、定数の半分にあたる105人のリストを法律に基づいて提出しましたが、菅総理大臣はこのうち6人を任命せず、学術会議は6人の任命を求めるとともに組織のあり方についても検討をしてきました。
学術会議は、問題が明らかになった去年10月の総会の後としては初めてとなる定例の総会を開いています。
この中で、会員の候補6人が任命されなかったことについて「総理大臣は学術会議の推薦に基づいて105人を任命することが法律によって義務づけられていて、法律が定めた会員数を満たす責務を負っている」としたうえで「いまだ任命されていない6人の候補者を即時任命するよう要求する」とした声明を決定しました。
また、この中では「任命しなかったことについて一般的な説明を超えた特段の理由を示す責任がある」と指摘しています。
学術会議が「声明」や「要望書」として6人の任命を求めるのは今回が3回目です。
総会では、学術会議の組織のあり方についてまとめた報告書の案も提案され議論が行われています。