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いろいろ、心労も重ねっているのだろうと思いますし、巨大な組織が思うように動かないこと、必要な情報が入らないことに、苛立ちもあるのでしょう。

でも

仮に、蓮舫氏の質問が厳しかったとしても、管首相にとって失礼だったとしても、それでも、管首相のほうが、失礼なことを繰り返してきた、と、わたしは思います。主権者である国民に対し。

日本学術会議の任命拒否の問題
官房長官のとき、東京新聞の望月記者に対する態度

などを思い出せば、国会審議の場で、野党議員の発言に、自分のプライドを傷つけられたことに感情的に反論するようなことでは、やっぱり、だめだと思います。


東京新聞から

蓮舫氏の自覚追及に「失礼だ」 菅首相が色をなして反論

 菅義偉首相が27日の参院予算委員会で「失礼じゃないでしょうか」と色をなして反論する場面があった。立憲民主党の蓮舫代表代行が新型コロナウイルス感染対策に関し「国民に危機感が伝わらない。首相としての自覚や責任感を言葉で伝えようとする思いはあるか」とただしたのに対し、全力で取り組んできたと訴えた。

 自宅やホテルで療養中に急変し亡くなった感染者への思いを聞かれ「大変申し訳ない思いだ」と2度答えた首相を、蓮舫氏は「そんな答弁だから言葉が伝わらない」と批判。首相は「伝わらないのは私に要因があるかもしれないが、精いっぱい取り組んでいる」と強調した。