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自民党の外交部会が、来日していた中国の王毅外相の言動について、政府や外務大臣の姿勢は生ぬるい、抗議をすべき、と、申し入れをしたようです。

主張すべきことは主張する、というのは当然と思いますが、国民のナショナリズムを刺激することで支持を集めようとする政治家は無責任である、と、私は思っています。今後、事態がエスカレートしたとしても、その結果の責任を負うことはないでしょう。
結果責任を負うのは、国民です。

隣国同士は、互いにどこかに引越すこともできませんので、なんとか折り合いをつけながら、付き合っていくしかありません。


NHKのニュースサイトから


尖閣諸島沖 中国当局の動き王毅発言に抗議の決議 自民外交部会

沖縄県の尖閣諸島周辺での中国当局の活動をめぐり、先に王毅外相が「やむをえない」などと発言したことについて、自民党の外交部会などは、断固として受け入れられず、強く抗議するなどとした決議を取りまとめ、茂木外務大臣に提出しました。

中国の王毅外相は、日中外相会談のあとの共同記者発表で、沖縄県の尖閣諸島周辺で中国当局の船が領海侵入を繰り返していることに関連し「日本漁船が中国の聖域に入ってくる事態が発生しており、やむをえず必要な反応をしなければならない」と述べました。
これについて、自民党の外交部会と外交調査会は決議を取りまとめ、茂木外務大臣に1日提出しました。
決議では「王毅外相の発言は断固として受け入れられない」としたうえで、王毅外相の発言に強く抗議するとともに、政府に対し、中国の主張に強く反論するよう要請するとしています。