01077227.png2回目の保釈請求が却下されたそうです。罪を認めたら、保釈されるのかしら。
人質司法とも呼ばれる、日本の刑事訴訟制度。運用改善を求められ、少しずつ改善している、とのことですが。

河井夫妻側は、違法な司法取引を検察が行った、と、主張するそうです。
わたしもそれは感じています。
でも、それなら、河井夫妻は、じぶんたちがお金を配った相手をきちんと罰しろ、と、主張しているようにも思え、なんだかなあ、という感も。

いずれにしても、広島県内の地方政治に与えた影響も大きいです。


東京新聞から


河井前法相「検察が違法な司法取引」と無罪主張へ 25日にも初公判

 昨年7月の参院選を巡る買収事件で、公選法違反の罪で起訴された前法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=が今後の公判で、「検察による違法な司法取引があった」と主張することが、関係者への取材で分かった。初公判は今月25日、東京地裁で開く方向で調整中といい、無罪を主張するとともに裁判の打ち切りも求める。

 克行前法相は7月、広島県内の地元議員ら100人に約2900万円を配ったとして起訴されたが、東京地検特捜部は地元議員ら全員の刑事処分を見送っている。
 前法相の弁護側はこの点について「検察は地元議員らから克行氏に不利な供述を得る見返りに立件を見送った。事実上の司法取引だ」として公訴棄却を求めるとともに、「現金を配ったのは地盤固めのためで、買収の意図はなかった」と無罪を主張する方針という。
 一方、東京地裁は13日、克行前法相と妻で参院議員の案里被告(46)=広島選挙区=の2度目の保釈請求を却下する決定をした。
 夫妻の弁護人は起訴直後にもそれぞれ保釈を請求したが退けられ、今月7日に再び保釈請求していた。