Unknown
「南部連合」とは、アメリカ連合国Confederate States of Americaのことで、南北戦争の「南軍」と呼ばれることがあります。
ミリー統合参謀本部議長がこのことに言及したようです。

トランプ大統領には、この軍のトップを交替させるパワーはもう残っていないでしょう。


NHKのニュースサイトから


米軍 奴隷支持「南部連合」のシンボル撤去検討 大統領は反対

アメリカで人種差別への抗議デモが続く中、アメリカ軍制服組のトップは南北戦争当時、奴隷制を支持した「南部連合」のシンボルを軍の施設から取り除くことを検討していると明らかにしました。トランプ大統領は南部連合のシンボルの撤去に強く反対しており、大統領と軍の意見の違いが表面化しています。

アメリカでは黒人男性が白人の警察官に首を押さえつけられて死亡した事件を受けて人種差別に対する抗議デモが続く中、各地で南北戦争当時、奴隷制を支持した「南部連合」の軍人の銅像や旗を撤去する動きが広がっています。
こうした中、アメリカ軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は9日、議会下院の軍事委員会の公聴会に出席し、南部連合の将軍に由来した名前の基地に勤務していた軍人について触れ、「彼は、自分の祖先を奴隷にした男の名前がついた基地で毎日仕事をしていた」と指摘しました。
そのうえで「南部連合の行為は憲法に対する反逆だった。旗や銅像、基地などのあらゆるシンボルに目を向けなければならない」と述べ、南部連合のシンボルを軍の施設から取り除くことを検討していると明らかにしました。
トランプ大統領はこれまで保守層の反発を意識し、南部連合の旗を撤去することを強く批判しているほか、基地の名前の変更についても「検討の余地もない」としていて、大統領と軍の意見の違いが表面化しています。