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すでに、安倍首相の手の中から「解散権」は失われている、と、感じています。

自民党の議員に対する、安倍首相の絶大な求心力の源泉は、「解散権」と「内閣支持率の高さ」であった、と、思っていますが、その両方が失われた、と、思います。

石破氏の考えは、至極当然のこと、と、わたしは思います。
「憲法に書かれていない」ことは、行ってもいい、というのは、主権者である国民を軽視している、と、わたしは思います。

そもそも「解散権」という言葉自体に、違和感を感じています。


朝日新聞から


「今なら勝てるだろう解散、すべきでない」石破氏がクギ

自民党の石破茂元幹事長(発言録)
 衆院の解散は、内閣信任案が否決、あるいは不信任案が可決された場合、あるいは予算案や重要法案が否決された、そういう場合に限局すべきだと思っている。今なら勝てるだろう解散というのは、そういう状況とかなり違う。私はやるべきだと思いません。
 こないだの解散は国難突破解散だったはずで、その国難は突破されたか、されないか。前の解散の検証もきちんとしなきゃいかん。何を争点として国民に問うのか、ということがない解散は、私はそれは憲法の趣旨に大きく反するものと思っている。(2日、都内で行われた講演の質疑で)