93bccc17.jpg保守系議員グループから、稲田氏を「一本釣り」した二階氏の思惑通りの反応なのか、それとも、想定外のことなのか。

結果的に、安倍首相を支えてきた保守系議員たちの力が弱まることは、二階氏にとっては、望ましいこと、かもしれませんね。

第2次安倍政権の成立への大きな原動力となった、自民党の保守系議員たち。
「日本を取り戻す」安倍首相自身が、実は、それほど、政治信条的には、保守的ではなく、かなりの現実路線派で、ポピュリズム政治家とも言えるところに大きな不満がたまってきています。

何から「日本を取り戻す」のか、ということで、安倍首相の認識と保守系議員たちとの間には乖離があるようです。

戦後日本の社会の基本構造に影響を与えたアメリカとのつきあい方。

アメリカから日本を取り戻すことに期待した議員たちも多かったのだろうと、思いますが、安倍首相は、アメリカへの抱きつき戦略をとり、特に、トランプ大統領就任後は、巨額な兵器の導入を受け入れてきたり、要求されるがままにみえます。トランプ大統領の大相撲観戦は、対応を誤った象徴のようにも。

アメリカから「日本を取り戻す」どころか、アメリカによる日本支配を強化しているように見える。

保守系の政治家や政治グループからは、安倍政権の裏切り、とも、見えていることでしょう。

でも、わたしは、隣国のことを足蹴にしたり、国内に住む外国人を差別したり、排斥することが、日本人としての誇りを保つことになるとは到底思えません。そのような言動を唱える政治グループについては、真の保守である、とは、まったく思えません。


東京新聞から


自民に右派「保守団結の会」発足 稲田氏に不満な43人新グループ

 自民党の有志が25日、新グループ「保守団結の会」を設立した。稲田朋美幹事長代行が会長の保守系「伝統と創造の会」メンバーのうち、路線に不満を持つ議員らが中心になって結成。「ポスト安倍」を目指す稲田氏にとって痛手となりそうだ。

 稲田氏は昨年結成した「女性議員飛躍の会」を足掛かりに、選択的夫婦別姓の勉強会を開始。女性や弱者に寄り添う政策発信を強めている。ただ、伝統と創造の会には伝統的な家族観を重視する議員が多く、「稲田氏には失望した」との声が出ていた。
 保守団結の会には43人が名を連ねた。25日の設立総会には20人以上が出席した。