images裁判の途中で、国は、交渉記録を公開した、のですが、ほとんど黒塗りのいわゆる「海苔弁」状態の書類だったのではなかったか、と、思います。
この裁判では、いずれにしても、公開したのであれば、内容については、別問題、ということになるのでしょうけれども。

安倍政権のもとで、主権者である国民の知る権利、が、ないがしろされている、と、わたしは憤慨しています。


読売新聞から

森友国有地売却で交渉記録不開示、国に賠償命令

 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省近畿財務局に対する情報公開請求で学園との交渉記録を一時不開示とされ、精神的苦痛を受けたとして、上脇博之・神戸学院大教授が国に慰謝料など約1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は25日、国に33万円の支払いを命じた。

 国有地売却に関する公文書を巡っては、他に売却額などの不開示について2件の訴訟が起こされ、いずれも国の対応を違法とする判決が確定している。
 訴状によると、近畿財務局は2016年6月、大阪府豊中市の国有地で小学校建設を計画していた学園に対し、土地の鑑定評価額から地中のごみの撤去費約8億円を値引きした1億3400万円で売却。2017年2月、大幅値引きが発覚し、同3月に上脇教授が学園との交渉記録を請求したが、開示されなかった。
 上脇教授は同6月、開示を求めて提訴。国側は請求を退けるよう求めていた。しかし、2018年5月に財務省が217の交渉記録を公表したため、上脇教授は請求を損害賠償に変更した。