svgマティス氏が国防長官であったときに、その言動を耳にして、すばらしい人格と価値観を有している方だ、と、敬意をもって感じたことを思い出しています。
結局、トランプ大統領の考え方と合わず、国防長官を辞任することになったようですが。

警察官が黒人を死亡させた事件と、それに対する抗議行動に対して、トランプ大統領の言動を、マティス氏が猛烈に批判したようです。

「私がおよそ50年前に軍に入隊した時、憲法を守ることを誓った。同じ宣誓をしている部隊が、どのような状況下であれ、アメリカ国民の憲法上の権利を侵害するよう命令されるとは夢にも思わなかった」

もし、アメリカ軍が、自国民に銃を発射するようなことがあったら、これは、大変なことになる、と、おもいます。


NHKのニュースサイトから


米黒人死亡事件 前国防長官が批判「トランプは私たちを分断」

治安の維持を強調するアメリカのトランプ大統領の対応には、野党・民主党だけでなく、かつて政権を支えた元高官らからも、異例の批判や強い懸念の声が上がっています。

アメリカの雑誌「アトランティック」は3日、政権発足時から2年近くトランプ大統領を支えたマティス前国防長官の寄稿を掲載しました。
この中でマティス氏は「私がおよそ50年前に軍に入隊した時、憲法を守ることを誓った。同じ宣誓をしている部隊が、どのような状況下であれ、アメリカ国民の憲法上の権利を侵害するよう命令されるとは夢にも思わなかった」として、警察などによるデモの参加者の強制的な排除に強い懸念を示しました。
そして「ドナルド・トランプは、アメリカ国民をまとめようとしない、そして、そのふりすらしない私の人生で初めての大統領だ。彼は私たちを分断しようとしている。私たちは、成熟した指導者がいない3年間の結果を目の当たりにしている」として、トランプ大統領を名指しして厳しく批判しました。
さらに、マティス氏は「われわれは、合衆国憲法をあざ笑う者を拒絶し、責任をとらせなければならない」と断じました。
マティス氏は2年前に辞任して以降、公の場でトランプ大統領を直接的に批判したことはなく、アメリカのメディアは「異例の批判」として大きく伝えています。
また、アメリカ軍の制服組トップを務めたマレン元統合参謀本部議長も「アトランティック」に寄稿し、「トランプ大統領は、この国で平和的に抗議活動を行う権利を無視した。アメリカ国民は敵ではない。黙ってはいられない」と訴えました。
これに対しトランプ大統領は、ツイッターで「私とオバマ前大統領が唯一、一致できるのは、世界で最も過大評価されているマティス氏を更迭したことだ」と投稿し、オバマ前政権時代にマティス氏が中央軍司令官を更迭されたことを引き合いに出し、非難しました。