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昨日、河井案里議員の秘書が起訴されて、有罪となれば、議員本人には連座制が適用されるかも、というニュースが流れていましたが、今日、夫の河井克行氏自身を起訴するかも、というニュースが流れていました。


東京新聞から


河井前法相の立件検討 案里氏側運動員 現金提供後に報告

 自民党の河井克行前法相(57)=衆院広島3区=が妻案里参院議員(46)=自民、広島選挙区=の昨夏参院選で選挙運動を依頼した男性会社員に十万円を渡した後、無料通信アプリLINEで活動報告を受けていたことが、関係者への取材で分かった。広島地検は、男性のようにボランティアでやるべき運動に報酬が支払われたケースが公選法違反(買収)に当たるとみて捜査。克行氏の立件の可否について最終的な検討に入ったもようだ。

 関係者によると、男性は地元県議や企業幹部との面会内容を伝達。地検は克行氏が、現金提供の対価として男性が選挙運動に従事しているとの認識を持っていたとみて捜査しているとみられる。男性には十万円以外の口座入金分も含め、計約九十六万円が渡っていたことが既に判明している。
 関係者によると、克行氏は昨年六月七日ごろ、男性に選挙運動の支援を依頼。同十日ごろに現金十万円入りの封筒を渡し、その前後からラインで報告を受けていた。克行氏は「家内のLINEには送ってくれましたか」と返信し、案里氏との情報共有も求めていた。
 男性名義の口座には案里氏が支部長の自民党広島県参議院選挙区第七支部の名義で、昨年六月二十八日、同七月三十一日、同八月一日の三回、計約八十六万円が入金された。
 男性は地検に対し「違法性のある報酬だと認識していた」と説明した上で、克行氏が選挙に詳しいため、自身は金の処理に関与する必要はないと思っていたとの趣旨の話をしたという。
 地検は三日、案里氏の選挙戦を巡り、車上運動員に日当一万五千円の法定上限を超えた金額を支払ったとして、公選法違反(買収)の疑いで河井夫妻の秘書ら三人を逮捕。勾留期限の二十四日に処分する見通し。いずれかが公選法で規定する連座制の対象と判断されれば、案里氏が失職する可能性がある。