安倍首相サイドは、資料を出しませんが、強制捜査を行えば、簡単に資料はみつかると思います。
自分の選挙区の有権者に対して、しかも、自身の事務所が管理している名簿に従って、桜を見る会への出席を募っていた、ということは間違いありませんので、支援してくれた有権者への「買収」行為であった、という公選法違反の構図を構成することになるのは間違いない、と、わたしは思います。
しかも、その資金は、公金であった、という。
大変、ひどい話である、と、思います。
司法機関による強制捜査の案件である、と、思います。
安倍首相自身が、自らの公選法違反の捜査、摘発を行うことは考えられませんが、ポスト安倍の政権は、この問題への対応を問われることになる、と、思います。
東京新聞から
首相、事務所の推薦者調査を拒否 「個人情報」理由に、桜を見る会
安倍晋三首相は29日の参院予算委員会で、首相主催の「桜を見る会」について、自身の議員事務所による推薦者を巡る調査を拒否した。「個人情報に関わることで、誰を推薦し、招待したかは申し上げられない。そうしたことを行う考え方はない」と述べた。事務所が推薦した参加者が招待するにふさわしい人物かどうか確認したかどうかを尋ねられ「事務所のチェックには限界がある。最終的な責任を負うのは内閣府だ」と釈明した。
立憲民主党の蓮舫参院幹事長への答弁。首相の説明で国民が納得していると考えるかとの質問に対し、首相は「国民の認識について、私が判断すべきではない」と述べるにとどめた。
(引用終わり)
もう、7年も政権を担っているのに、未だに、「民主党政権でも」ですか。
朝日新聞から
事務所文書、矛盾突かれた首相 「民主も」で逃げ切りか
「桜を見る会」は、安倍晋三首相事務所の募集に申し込みさえすれば参加できたのではないか。28日の予算委員会で共産党議員が突きつけた文書は、そんな首相による会の「私物化」を強く疑わせるものだった。「逃げ」の姿勢を貫いてきた首相も追い込まれ、文書は不適切と認めた。
首相の事務所が作った文書を示したのは、「桜」問題の追及を続けている共産党の宮本徹氏だった。
文書の日付は「2月吉日」、発送元は「あべ晋三事務所」となっており、「このたびは総理主催『桜を見る会』へのご参加を賜り、ありがとうございます」と記されている。
内閣府が招待状を発送するのは3月上旬から中旬なのに、どうして2月に、桜を見る会に参加が決まったような表現で送ることができるのか――。宮本氏は「最終的に内閣官房および内閣府において取りまとめを行っている」とする政府公表の招待プロセスと、文書との矛盾を突いた。
(引用終わり)
安倍首相の「ご飯論法」もう、支離滅裂、と思います。
「募っている」が、「募集」ではないって?
先日、お亡くなりになった、中曽根元首相や、前のアメリカの第26代国防長官であったマティス氏など、世界情勢をしっかりと考えることができる優れた戦略家でもある大政治家は、たくさんの本を読んできた読書家である、と、言われています。
しかし、安倍首相は、本をきちんと読む習慣のない政治家であろう、と、想像しています。
朝日新聞から
安倍首相が珍答弁 「募っている」けど「募集」ではない
募っているけど募集はしていない――。28日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相から「桜を見る会」をめぐる「迷答弁」が飛び出し、現場は騒然となった。
首相の地元事務所名で、同会を含む観光ツアーへの参加を募る文書が地元有権者に送られていた問題で、共産党の宮本徹議員が文書を示しながら「この文書は見たことがなくても、募集していることはいつから知っていたのか」と追及した。すると、首相は「私は、幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と述べた。
宮本氏は厳しい表情で「私は日本語を48年間使ってきたが、『募る』というのは『募集する』というのと同じですよ。募集の『募』は『募る』っていう字なんですよ」と諭した。だが、首相は「ふさわしい方ということでいわば募っているという認識があった。例えば新聞などに広告を出して『どうぞ』ということではないんだろう」などと苦しい説明に終始した。
(引用終わり)
首相主催のイベントですから、内閣府に最終責任がある、ということは当然のことですが、その内閣府に名簿などがない、ということから、安倍事務所が保持しているであろう名簿などへの質問が行われているのだ、と、理解しています。
毎日新聞から
桜を見る会・招待者推薦 安倍首相「最終責任は内閣府」 参院予算委
参院予算委員会は29日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席し、2019年度補正予算案の総括質疑を行った。首相は、安倍事務所が首相主催の「桜を見る会」の招待者に推薦した人について「事務所でチェックするといっても限界がある。最終的な責任を負うのは内閣府で、内閣府がふさわしいかどうかを含めて取りまとめている」と述べた。また、事務所として推薦者の調査をしない考えを示した。立憲民主党の蓮舫参院幹事長への答弁。
安倍事務所は支援者らに桜を見る会の参加申込書を送り、支援者の友人、知人を含めて参加者を募っていたとされる。蓮舫氏は安倍事務所の調査を求めたが、首相は「個人情報に関わることであり、誰が推薦し、誰を招待したかは申し上げることはできない。そうしたことを行う考え方はない」と否定した。
国民民主党の徳永エリ氏や立憲の杉尾秀哉氏らも質問し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件などを追及。午後には社民党の福島瑞穂副党首や国民の森裕子氏のほか、自民党議員が質問に立つ。
総括質疑は30日も行われる。与党は同日中に参院予算委で補正予算案を採決し、本会議で成立させる方針だ。
自分の選挙区の有権者に対して、しかも、自身の事務所が管理している名簿に従って、桜を見る会への出席を募っていた、ということは間違いありませんので、支援してくれた有権者への「買収」行為であった、という公選法違反の構図を構成することになるのは間違いない、と、わたしは思います。
しかも、その資金は、公金であった、という。
大変、ひどい話である、と、思います。
司法機関による強制捜査の案件である、と、思います。
安倍首相自身が、自らの公選法違反の捜査、摘発を行うことは考えられませんが、ポスト安倍の政権は、この問題への対応を問われることになる、と、思います。
東京新聞から
首相、事務所の推薦者調査を拒否 「個人情報」理由に、桜を見る会
安倍晋三首相は29日の参院予算委員会で、首相主催の「桜を見る会」について、自身の議員事務所による推薦者を巡る調査を拒否した。「個人情報に関わることで、誰を推薦し、招待したかは申し上げられない。そうしたことを行う考え方はない」と述べた。事務所が推薦した参加者が招待するにふさわしい人物かどうか確認したかどうかを尋ねられ「事務所のチェックには限界がある。最終的な責任を負うのは内閣府だ」と釈明した。
立憲民主党の蓮舫参院幹事長への答弁。首相の説明で国民が納得していると考えるかとの質問に対し、首相は「国民の認識について、私が判断すべきではない」と述べるにとどめた。
(引用終わり)
もう、7年も政権を担っているのに、未だに、「民主党政権でも」ですか。
朝日新聞から
事務所文書、矛盾突かれた首相 「民主も」で逃げ切りか
「桜を見る会」は、安倍晋三首相事務所の募集に申し込みさえすれば参加できたのではないか。28日の予算委員会で共産党議員が突きつけた文書は、そんな首相による会の「私物化」を強く疑わせるものだった。「逃げ」の姿勢を貫いてきた首相も追い込まれ、文書は不適切と認めた。
首相の事務所が作った文書を示したのは、「桜」問題の追及を続けている共産党の宮本徹氏だった。
文書の日付は「2月吉日」、発送元は「あべ晋三事務所」となっており、「このたびは総理主催『桜を見る会』へのご参加を賜り、ありがとうございます」と記されている。
内閣府が招待状を発送するのは3月上旬から中旬なのに、どうして2月に、桜を見る会に参加が決まったような表現で送ることができるのか――。宮本氏は「最終的に内閣官房および内閣府において取りまとめを行っている」とする政府公表の招待プロセスと、文書との矛盾を突いた。
(引用終わり)
安倍首相の「ご飯論法」もう、支離滅裂、と思います。
「募っている」が、「募集」ではないって?
先日、お亡くなりになった、中曽根元首相や、前のアメリカの第26代国防長官であったマティス氏など、世界情勢をしっかりと考えることができる優れた戦略家でもある大政治家は、たくさんの本を読んできた読書家である、と、言われています。
しかし、安倍首相は、本をきちんと読む習慣のない政治家であろう、と、想像しています。
朝日新聞から
安倍首相が珍答弁 「募っている」けど「募集」ではない
募っているけど募集はしていない――。28日の衆院予算委員会で、安倍晋三首相から「桜を見る会」をめぐる「迷答弁」が飛び出し、現場は騒然となった。
首相の地元事務所名で、同会を含む観光ツアーへの参加を募る文書が地元有権者に送られていた問題で、共産党の宮本徹議員が文書を示しながら「この文書は見たことがなくても、募集していることはいつから知っていたのか」と追及した。すると、首相は「私は、幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」と述べた。
宮本氏は厳しい表情で「私は日本語を48年間使ってきたが、『募る』というのは『募集する』というのと同じですよ。募集の『募』は『募る』っていう字なんですよ」と諭した。だが、首相は「ふさわしい方ということでいわば募っているという認識があった。例えば新聞などに広告を出して『どうぞ』ということではないんだろう」などと苦しい説明に終始した。
(引用終わり)
首相主催のイベントですから、内閣府に最終責任がある、ということは当然のことですが、その内閣府に名簿などがない、ということから、安倍事務所が保持しているであろう名簿などへの質問が行われているのだ、と、理解しています。
毎日新聞から
桜を見る会・招待者推薦 安倍首相「最終責任は内閣府」 参院予算委
参院予算委員会は29日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席し、2019年度補正予算案の総括質疑を行った。首相は、安倍事務所が首相主催の「桜を見る会」の招待者に推薦した人について「事務所でチェックするといっても限界がある。最終的な責任を負うのは内閣府で、内閣府がふさわしいかどうかを含めて取りまとめている」と述べた。また、事務所として推薦者の調査をしない考えを示した。立憲民主党の蓮舫参院幹事長への答弁。
安倍事務所は支援者らに桜を見る会の参加申込書を送り、支援者の友人、知人を含めて参加者を募っていたとされる。蓮舫氏は安倍事務所の調査を求めたが、首相は「個人情報に関わることであり、誰が推薦し、誰を招待したかは申し上げることはできない。そうしたことを行う考え方はない」と否定した。
国民民主党の徳永エリ氏や立憲の杉尾秀哉氏らも質問し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件などを追及。午後には社民党の福島瑞穂副党首や国民の森裕子氏のほか、自民党議員が質問に立つ。
総括質疑は30日も行われる。与党は同日中に参院予算委で補正予算案を採決し、本会議で成立させる方針だ。
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