images安倍首相のもとでの憲法改正が、どんどん遠ざかっていく、と、思います。

そのことに安倍首相は気づいているでしょうか。

安倍首相の地元の山口の有権者の中にも、自分たちの代表者の言動に眉をひそめている方々も多いだろうと思います。


東京新聞から


政府「歴代内閣も地元客を招待」 桜を見る会、記録の調査否定

 安倍晋三首相は27日の衆院予算委員会で、首相主催の「桜を見る会」問題を巡り、地元後援会関係者の招待に関し「招待基準が曖昧だったために、歴代内閣でも地元の方々の出席はあった。他の(首相の)時に一人も呼んでいなくて、私の時に増えたということではない」と述べた。菅義偉官房長官は招待者名簿に関するログ(記録)の調査に関し、内閣府と国家安全保障局が同じシステムのため「国家機密に関わる情報を含めて調査することになり、漏えいの危険が増す」と否定。

 また、菅氏は「そもそも招待者名簿は1年未満で廃棄していいルールだ。調べる必要はない」とも述べた。

(引用終わり)

憲法改正がうまくいかない、それだけではありません。

なぜ、外交でしっかりとした成果を示せないのか。
なぜ、アベノミクスは成果を示さないのか。

国会審議で、ごまかし、まやかし、そして、平気で嘘を言う。
こんな総理大臣のもとで、外交や経済がうまく動くはずがありません。

自民党の中からも、公然と安倍首相を批判する声も出てきて当然。
石破氏は、来年度予算案が成立してから、活動開始、かな。


東京新聞から


拒む首相 変わらず 桜領収書「調べる必要ない」「同じ質問には同じ答え」

 安倍晋三首相は二十七日の衆院予算委員会で、自身が主催した「桜を見る会」を巡り、野党の質問に正面から答えず、調査要求も全面的に拒否した。一問一答形式の国会論戦は昨年十一月八日の参院予算委以来、約二カ月半ぶりだったが、首相の態度は変わらなかった。説明を拒む首相に野党は反発を強めた。

 「今日が桜を見る会について首相が説明責任を果たすスタートだ。疑念を可能な限り晴らす強い意志をお持ちか」。立憲民主党の黒岩宇洋氏がただした。首相は「当然、疑念に対しては丁寧に真摯に答えないといけない」と応じたが、行動を伴わないことがすぐに明らかになった。
 首相は、昨年の会前夜に都内の高級ホテルで開かれた後援会主催の懇親会の実態を黒岩氏に問われ、証拠となる書類を調査することを拒んだ。出席者がホテル側から受け取ったとされる領収書についても、その存在を「調べる必要はない」と言い切った。
 野党共同会派の江田憲司氏は、首相が自身の推薦で昨年、約八百人の地元後援会関係者を会に招いたことについて「どういう発想で呼んだのか」と追及。首相は「結果として招待者数が膨れ上がった」と経過を説明するだけで、大量招待の理由には触れなかった。江田氏の再質問にも「同じ質問には同じ答えしかできない」と突っぱねた。
 自民党議員三人の公職選挙法違反疑惑に関しても、首相は「答弁拒否」に徹した。立民の大串博志氏は三氏が説明責任を果たしているかどうか、首相の見解を問うた。首相は「責任を果たしたか否かは国民の判断だ」と自身の考えを示さなかった。大串氏は「逃げそのものだ」と反発した。
 首相は、三氏のうち河井案里参院議員側に昨年の参院選に際して自民党本部から一億五千万円が提供された問題についても「私が答えなければいけないのかと言えば、そんなことはない」と答弁を避けた。
 黒岩氏は質疑後、首相の答弁姿勢について「これだけの疑念が持たれているのに全く説明する気がない」と記者団に語った。