安倍首相の悲願とされる憲法改正に反対も54.4%と前回調査よりも増えているそうです。
憲法改正の国民の声は、まったくもりあがっていません。
自民党の支持率も低下し、立憲民主党の支持率が上昇しています。
東京新聞から
内閣支持率 続落42% 不支持43% 1年ぶり逆転
共同通信社が十四、十五両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は42.7%で、十一月の前回調査から6.0ポイント減った。不支持率は4.9ポイント増の43.0%となり、支持率を僅差で上回った。支持と不支持の逆転は昨年十二月以来。首相主催の「桜を見る会」の疑惑に関し、安倍晋三首相が「十分に説明しているとは思わない」は83.5%に上った。首相の自民党総裁四選に反対は61.5%だった。
政府が二十三日に閣議決定する方針の海上自衛隊の中東派遣については反対が51.5%、賛成は33.7%だった。
内閣支持率の下落は二カ月連続で、前々回から計11.4ポイント減った。連続した調査で計10ポイント以上落ちたのは、二〇一八年二月から三月にかけて以来。同年三月には、麻生太郎財務相が森友学園問題を巡る決裁文書改ざんを発表した。
桜を見る会の招待者名簿に関し「バックアップデータは行政文書に該当しない」との菅義偉官房長官の説明に「納得できない」は77.9%。首相の在職日数が歴代最長となった安倍政権について、緩みが「あると思う」は66.5%だった。
首相の党総裁四選に賛成は28.7%にとどまった。総裁任期は連続三選までで首相の任期は二一年九月末で切れる。四選には党則改正が必要となる。
日本経済の先行きに「不安」「ある程度不安」を感じているとの回答は計87.9%に上った。安倍首相の下での憲法改正に反対は54.4%で、前回比5.2ポイント増。賛成は31.7%だった。
内閣が優先して取り組むべき課題(二つまで回答)は「年金・医療・介護」が41.4%で最多。
政党支持率は、自民党が5.8ポイント減の36.0%。立憲民主党は2.1ポイント増の10.8%、国民民主党1.5%、公明党4.7%、共産党3.0%、日本維新の会3.3%、社民党0.8%、NHKから国民を守る党1.5%、れいわ新選組4.5%。「支持する政党はない」とした無党派層は31.8%だった。
コメント
コメント一覧 (1)
「国民は、そのうち忘れる」と、たかをくくっているのかもしれませんが。
東京新聞から
内閣支持率、軒並み低下 各社世論調査 桜説明「納得せず」大半
報道各社の世論調査で、安倍内閣の支持率が軒並み低下している。「桜を見る会」を巡る疑惑が響いたとみられる。いずれの調査でも支持率は40%台を維持したが、安倍晋三首相の説明に「納得していない」といった回答が大半を占め、首相の説明不足に対する厳しい世論が浮かび上がった。
共同通信のほか、テレビ朝日、読売新聞と日本テレビ、産経新聞とフジテレビが十四、十五日を中心に調査を行った。いずれも、支持率は下落し、不支持率は上昇した。国会閉幕直前の七、八日を中心に調査を行ったNHK、時事通信、TBSも同じ傾向だった。
各調査は、首相や政府の説明についても調査。共同通信の調査では「十分に説明しているとは思わない」が83.5%だった。読売新聞の調査では政府説明に「納得していない」が75%、産経新聞の調査では「招待者の取りまとめに関与していない」との首相の説明に「納得できない」が74.9%だった。
共産党の小池晃書記局長は十六日の記者会見で、内閣支持率の下落について「当然の結果だ。首相が国会質疑から逃げ回り、最後は国会を強制的に閉じた。こうした対応に多くの国民が不信と怒りと疑問を持った」と分析した。
菅義偉官房長官は記者会見で「結果を謙虚に受けとめ、国民の声に耳を傾けながら、一つ一つ丁寧に対応していきたい」と述べた。
ぷーさん
がしました