01077227.png公選法違反ということですが、有罪となれば、選挙には立候補できない公民権停止の状態になります。しかし、裁判の判決が確定するのは、数年後、という感じもしますので、それまでは国会議員として活躍できる、ということにはなります。
もし、有罪となれば、選挙活動の中心でもあった、衆院議員のご主人の方も失職となる可能性が高いので、これは、大変なことになります。

河井氏は、大変厳しい選挙を勝ち抜いたので、いったん、自ら辞職して、出直し選挙、ということも難しいかもしれません。選挙で落選した、岸田派の溝手氏のこともあるので、自民党広島県連としても容認しがたいことだろう、と、想像します。

いま、岸田氏は、どう動いているのかしら。


朝日新聞から


河井案里参院議員を刑事告発 参院選で公選法違反の疑い

 今年7月の参院選で初当選した河井案里参院議員(広島選挙区)の陣営が、選挙カーに乗る車上運動員に日当を過払いしたと報じられたことについて、東京都の男性が公職選挙法違反(買収)容疑で河井氏を広島地検に刑事告発した。男性によると、告発状は5日に郵送したという。

 公選法と同法施行令は、選挙運動期間中に車上運動員に支給できる報酬を、1日につき1万5千円以内と定めている。週刊文春は、河井氏の陣営が車上運動員13人に、日当の上限額を超える3万円を支払った公選法違反の疑いがあるなどと報じていた。
 この疑惑が報じられた直後の先月31日、夫の克行衆院議員が法相を辞任。告発状で男性は、克行衆院議員の関与や共謀の有無についても「捜査を尽くされるよう要望する」としている。
 広島地検は「告発状を受理したかどうかについてはお答えできない」としている。