河野太郎外務大臣、防衛大臣、と、要職を担当し続けている河野太郎氏、ですが、自民党の首相としての資格があることをアピールし続けているのだろう、と、感じます。
所属する派閥の麻生氏のバックアップもあるのかとも思います。

しかし、それぞれの役所の権限や責任を拡大することに傾注するのが大臣の責務、というような感じにみえて、どうも、民主主義、という観点からは、疑問を感じることが多いです。

自衛隊のような実力組織を含めて、官僚機構を民主的に管理運用するのが、大臣の役割だ、と、私は思っています。


河北新報から


防衛相、沖縄知事と会談 辺野古移設巡り平行線

 河野太郎防衛相は29日、沖縄県の玉城デニー知事と県庁で会談し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設の早期実現に向け、作業を進める政府方針に理解を求めた。玉城氏は移設反対を重ねて表明し、平行線に終わった。防衛相就任後、河野氏が沖縄を訪問するのは初めて。

 河野氏は「普天間飛行場を全面返還する方策として移設を一日も早く実現しなければいけない」と強調。同時に「北東アジアの安全保障環境がいかに厳しいかを県民や国民に理解いただく努力をもう少し考えないといけない」と述べた。
 玉城氏は「埋め立て反対という県民の民意は揺るぎない」などと訴えた。