
目には目を、の国柄ですので、必ず、報復が行われる、と、思います。
アメリカやイスラエルの動きも含めて、どうなるか、注意しなければなりません。
NHKのニュースサイトから
石油施設にドローン攻撃 サウジ生産量の半分に影響か
サウジアラビアにある世界最大規模の石油施設がドローンによる攻撃を受け、詳しい被害の状況は明らかになっていないものの、欧米のメディアはサウジアラビアの原油生産量の半分程度に影響が出ていると伝えるなど懸念が広がっています。
サウジアラビア東部のアブカイクとクライスにある石油施設2か所が、現地時間の14日早朝にドローンによる攻撃を受け、火災が発生しました。
サウジアラビア政府は火災は鎮圧されたとしているものの、攻撃から半日以上経過した今も被害の詳しい状況は明らかになっていません。
これについて欧米のメディアは、サウジアラビアの現在の原油生産量の半分にあたる日量500万バレル程度の生産に影響が出ていると伝えるなど懸念が広がっています。
攻撃を受けた施設のうち、アブカイクにある石油施設は産出された原油を輸出用に処理する世界最大規模の施設で、サウジアラビアの原油輸出の生命線になっています。
一方で今回の攻撃についてイエメンの反政府勢力が10機のドローンを使って攻撃を行ったと主張する声明を発表しました。
反政府勢力の支配地域から攻撃を受けた施設までは1200キロほど離れていますが、イエメンの反政府勢力のドローンは能力の向上によって長距離攻撃が可能になっていると指摘されています。
イエメンの反政府勢力はイランの支援を受けていることからサウジアラビア政府が強く反発するのは必至で、緊張が続く中東情勢への影響の拡大も懸念されます。
米国務長官「攻撃の背後にはイラン」
アメリカのポンペイオ国務長官は14日、ツイッターに「サウジアラビアに対する100件近くの攻撃の背後にいるのはイランだ。今回イランは世界的に重要なエネルギーの供給網に前例のない攻撃を行った。イエメンからの攻撃だったという証拠はない」と投稿し、イランが行った攻撃だという認識を示しました。
そして「アメリカはすべての国がイランの攻撃を非難するよう求め、同盟国などと協力してイランに攻撃の責任を問う」と書き込み、イランを強く非難しています。
またホワイトハウスによりますと、アメリカのトランプ大統領はサウジアラビアのムハンマド皇太子と14日電話で会談し、石油施設への攻撃を強く非難するとともに、サウジアラビアの自衛のための措置に支援を申し出たということです。
そのうえでアメリカ政府は世界の原油市場が不安定にならないよう十分な供給に努めるとしています。
コメント
コメント一覧 (1)
私は、総選挙を迎えていたイスラエルの諜報機関が、なんらかの役割を果たしたのではないか、と、想像しています。
NHKのニュースサイトから
河野防衛相「イラン関与は未確認」
河野防衛大臣は報道各社のインタビューで「情報の分析は、各国との意見交換を踏まえながらやっている。『フーシ派』が声明を出していることから、『フーシ派』の可能性が強いと申し上げたが、断定しているわけではないし、イランの関与があるということも、確認できているわけではない」と述べました。
そのうえで河野大臣は「日米間は、さまざまな話し合いが自由にできるし、日本はイランを含め中東各国から非常に信頼を得ていて、果たすべき役割は大きい。防衛省として、どのように関われるかは難しいかもしれないが、外務省をバックアップしていきたい」と述べました。