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憲法改正、そして、安倍首相の「自衛隊を憲法に書き込む」という私案も、実現は困難と思います。
それどころか、政権の運営自体にも不安が感じられます。
国会開会が遅くなることが、その最大の証拠。

安倍政権はすでに、かなり求心力を失っており、憲法改正などの大きな政策課題に取り組む、というようなことをやろうとすると、政権を支える自民党の党内基盤や、連立与党の公明党から、遠心力が強くなる、と、予想します。


東京新聞から

首相「党一丸で改憲」 内閣改造 13人初入閣

 安倍晋三首相(自民党総裁)は十一日午後、内閣改造を行い、第四次安倍再改造内閣が発足する。将来の首相候補と目される小泉進次郎元復興政務官を環境相に起用する。首相は同日午前の党役員会で「わが党の長年の悲願である憲法改正を、党一丸となって力強く進めていきたい」と語り、新体制が改憲シフトであることを強調した。

 自民党は同日午前の総務会で党四役を正式決定した。二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長を再任し、総務会長には鈴木俊一・五輪相、選対委員長には下村博文党憲法改正推進本部長が就任した。森山裕国対委員長の留任も決まった。首相はその後の閣議で、閣僚の辞表を取りまとめた。
 内閣改造では、首相側近から文部科学相に萩生田光一幹事長代行、全世代型社会保障改革を兼務する経済再生担当相に西村康稔官房副長官、法相に河井克行総裁外交特別補佐を初入閣させる。衛藤晟一首相補佐官が沖縄北方兼少子化担当相に就く。
 初入閣は安倍内閣で最多の十三人。女性閣僚は総務相に再登板する高市早苗衆院議院運営委員長、五輪相に起用される橋本聖子前参院議員会長の二人。
 小泉氏は三十八歳で衆院当選四回。三十四歳で少子化担当相を担った小渕優子氏や三十七歳で郵政相となった野田聖子氏に次ぎ、戦後三番目の若さで、男性では戦後最年少。
 政権の骨格を担う麻生太郎副総理兼財務相や菅義偉官房長官は続投し、河野太郎外相は防衛相、茂木敏充経済再生担当相は河野氏の後任の外相に横滑りする。加藤勝信総務会長は厚生労働相として再入閣する。
 初入閣では、農相に江藤拓首相補佐官、経済産業相に菅原一秀元財務副大臣、復興相に田中和徳元財務副大臣、国家公安委員長兼防災担当相に武田良太元防衛副大臣を起用。科学技術担当相に竹本直一元財務副大臣、地方創生担当相に北村誠吾元防衛副大臣を充てる。公明党の赤羽一嘉政調会長代理が国土交通相として初入閣する。
 主要派閥から「入閣待機組」を多く起用した一方、昨年の自民党総裁選で首相と対決した石破茂元幹事長の派閥からは閣僚を起用しなかった。