玉木雄一郎原子力発電の位置づけについて、いつも、野党側の政策のときに問題になりますが、それは、労働運動の中では大きな問題なのかもしれませんが、国民全体のレベルでは、特に、野党を支持する有権者の中ではほぼ決着している政策ではないか、と、私は思っています。
この問題を大きく扱うことで、逆に、野党の政治力を弱めている、と、感じています。与党側に有利なように情報操作をされてしまうのです。

電力労連の中も、原子力発電容認ばかりではない、と、私は思いますので、ここは、もう、電力総連は分裂して、原子力発電を支持する勢力は、野党の応援にはつかない、ということにしたらどうでしょうか。

それが、非現実的、ということであるなら、もう、電力総連は、原子力発電に関することで、野党の合同を阻害するような政治的運動を行うべきではありません。


河北新報から


国民民主玉木氏、会派合流理解を 電力総連、くぎ刺す声も

 国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、静岡県伊東市で開かれた電力総連大会に出席し、立憲民主党との衆参両院での会派合流方針に理解を求めた。国民を支持する電力総連は「原発ゼロ」に慎重。合流方針に反対意見は出なかったが、過度に国民側が妥協しないようくぎを刺す場面もあった。

 玉木氏は「丁寧に党内で議論し、皆さんの声を反映した決定をしながら進めたい」と表明。同時に、それぞれの政党の立場に配慮すると確認した立民との文書を「重い合意だ」と強調した。
 電力総連の岸本薫会長は「(国民の)基本政策が担保され、主体性と存在感が維持できるものでなければならない」と注文を付けた。