svg民主主義というものは、その組織のメンバーの構成が変われば、その結果も変わってくる、ということだと思います。

そこに、この制度の怖さ、があります。完全に信頼できない、ということです。

英国の政治家チャーチルは、こんな言葉を残しているそうです。

「実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば」
"Indeed, it has been said that democracy is the worst form of government except all those other forms that have been tried from time to time."

なので、民主主義の実際のプロセスにおいては、構成員全体の意思を明らかにし、それを決断し、実施する、ということには、「時間」が必要なのかもしれない、と、私は思っています。
熟慮する時間です。いっときの「熱情」に流されることが、将来の禍根につながる可能性が高いからです。

ということで、アメリカの最高裁の判事構成に変化が起きることに不安を持っています。
まさか、アメリカの保守派の方々が、その信じる教会で、このリベラル派判事が早く天に召されることを祈っている、ということはない、と、思いますけれども。

病気と戦いながらも責務を果たそうとする判事の責任感に敬意を持っています。


東京新聞から

米最高裁リベラル派判事がん治療 保守派との構成で健康に関心

 米最高裁は23日、リベラル派で女性のギンズバーグ判事(86)の膵臓に悪性腫瘍が見つかり、ニューヨークの病院で3週間にわたる放射線治療を受けたと発表した。さらなる治療は現時点では不要としている。CNNテレビによると、4度目のがん治療。

 最高裁判事は現在、保守派が5人で、リベラル派は4人。判事の構成は判決に大きな影響を与えるため、最高齢のギンズバーグ氏の健康状態が大きな関心を集めている。
 最高裁によると、今回は7月初めの血液検査で異常が見つかり、同月末の生体検査で悪性腫瘍が確認された。