今の日本政府、安倍政権は、韓国の文政権や韓国の国民感情の反応を見誤った、と、思います。
まるで、あの真珠湾奇襲により、アメリカのルーズベルト大統領の対応やアメリカの国民世論の方向性を見誤ったときのように。
奇襲して、一気に、アメリカ海軍の太平洋艦隊を無力化すれば、戦争はすぐに終わる、という、こちら側だけの一方的な希望的で楽観的な予測に基づくもの。
同じことを、また、繰り返したのではありませんかね。
朝日新聞から
韓国、日韓軍事情報協定を破棄 「輸出優遇国」除外受け
韓国大統領府は22日、関係閣僚らが出席する国家安全保障会議(NSC)を開いて日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA〈ジーソミア〉)の延長の可否を議論し、協定を終了させると決めた。協定の有効期限は1年で、2016年の締結以来、毎年自動延長されてきたが、日本が7月に対韓輸出規制を始めたことで、韓国で破棄を求める声が高まっていた。
大統領府の金有根・NSC事務処長は同日夕の記者会見で、協定終了の理由として、日本政府が2日に輸出手続きを簡略化できる「輸出優遇国」のリストから韓国を外す決定したことをあげ、「両国間の安保協力環境に重大な変化をもたらした。このような状況で協定を続けることは、韓国の国益に合致しないと判断した」と述べた。
GSOMIAは日韓が防衛に関する秘密情報を共有するルールを定めたもの。期限最終日の90日前に協定を終了させる意思を通告をしない限り自動延長される。今年の更新期限は24日に迫っていた。日本は延長を決めていたが、韓国が破棄を決めたことで、協定の終了が確実になった。
協定が終了する場合、日韓関係のさらなる悪化に加え、北朝鮮の核・ミサイル開発問題などをめぐる日米韓の連携に悪影響を与えるおそれがあると、米国は延長を求めていた。鄭景斗国防相は国会で「(GSOMIAの)戦略的価値は十分あると思う」と発言するなど、延長の必要性を訴えていたが、世論調査会社リアルメーターが7日付で発表した調査結果では、破棄賛成が47.7%、破棄反対の39.3%を上回っていた。
まるで、あの真珠湾奇襲により、アメリカのルーズベルト大統領の対応やアメリカの国民世論の方向性を見誤ったときのように。
奇襲して、一気に、アメリカ海軍の太平洋艦隊を無力化すれば、戦争はすぐに終わる、という、こちら側だけの一方的な希望的で楽観的な予測に基づくもの。
同じことを、また、繰り返したのではありませんかね。
朝日新聞から
韓国、日韓軍事情報協定を破棄 「輸出優遇国」除外受け
韓国大統領府は22日、関係閣僚らが出席する国家安全保障会議(NSC)を開いて日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA〈ジーソミア〉)の延長の可否を議論し、協定を終了させると決めた。協定の有効期限は1年で、2016年の締結以来、毎年自動延長されてきたが、日本が7月に対韓輸出規制を始めたことで、韓国で破棄を求める声が高まっていた。
大統領府の金有根・NSC事務処長は同日夕の記者会見で、協定終了の理由として、日本政府が2日に輸出手続きを簡略化できる「輸出優遇国」のリストから韓国を外す決定したことをあげ、「両国間の安保協力環境に重大な変化をもたらした。このような状況で協定を続けることは、韓国の国益に合致しないと判断した」と述べた。
GSOMIAは日韓が防衛に関する秘密情報を共有するルールを定めたもの。期限最終日の90日前に協定を終了させる意思を通告をしない限り自動延長される。今年の更新期限は24日に迫っていた。日本は延長を決めていたが、韓国が破棄を決めたことで、協定の終了が確実になった。
協定が終了する場合、日韓関係のさらなる悪化に加え、北朝鮮の核・ミサイル開発問題などをめぐる日米韓の連携に悪影響を与えるおそれがあると、米国は延長を求めていた。鄭景斗国防相は国会で「(GSOMIAの)戦略的価値は十分あると思う」と発言するなど、延長の必要性を訴えていたが、世論調査会社リアルメーターが7日付で発表した調査結果では、破棄賛成が47.7%、破棄反対の39.3%を上回っていた。
コメント
コメント一覧 (1)
しかし、ナショナリズムをあおると、このようにエスカレートしてしまうのは当然の流れと思います。
東京新聞から
米、韓国に「強い失望」 軍事情報協定破棄に異例表明
米国防総省は二十二日、韓国政府による日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定について「文在寅政権の決定に強い懸念と失望を表明する」との声明を発表した。米国が同盟国の政権の決定に対し「強い失望」と表現するのは極めて異例。ポンペオ国務長官も同日、カナダの首都オタワでの記者会見で「われわれは失望している」と不満を表明した。破棄は米国の利益に反するとの立場を明確にした。
韓国外務省は二十三日、在韓日本大使館を通じ同日中に正式に破棄を通告すると発表した。韓国国防省によると、エスパー米国防長官は二十三日、鄭景斗国防相と電話で協議。破棄理由などを説明した鄭氏に、破棄により情報が制限されると憂慮を表明した。
トランプ米政権は、一連の日韓両国の対立に巻き込まれることを避け、どちらにも肩入れせず歩み寄りを促す立場だ。ただ、米国の安全保障に影響を及ぼす今回の韓国政府の決定には政権内に驚きが広がっており、強く反発している。
国防総省は声明で「われわれは(日米、米韓の)二カ国間、(日米韓)三カ国間相互の防衛・安保分野における連携の一体性は、日韓のあつれきにかかわらず、完全に維持しなければならない」と強調した。
ポンペオ氏は記者会見で、韓国の康京和外相と二十二日電話会談したことを明らかにした。GSOMIAについては「日韓の情報共有が米国にとって重要なことは疑いの余地がない」と重要性を強調。「北朝鮮の文脈だけでなく、世界中でのわれわれの取り組みに絶対的に価値がある」として、韓国に協定の維持をあらためて求めた。
米国は対北朝鮮戦略に影響が及びかねないとみて、日韓対立に懸念を強めている。
ぷーさん
がしました