f7be1cde.png
立候補の直前のキャンセル、というのは、それほど、珍しいことではないのですが、今回のケースは、とても、不思議な感じがします。

どのような勢力が、どのような判断で、そして、行田邦子氏の不出馬となったのか、きちんと、国民有権者に知らせる義務が、マスコミ、ジャーナリストにはある、と、私は思います。

行田氏が立候補することで、どの勢力が厳しい戦いになるのか、立候補取りやめにより、どの候補者に支持票が流れるのか、また、マスコミやジャーナリストの報道を抑制する力があるのはどこか、を、考えたら、自ずからどのような動きがあったか、想像することはたやすいのですが。


毎日新聞から

埼玉知事選 前日の不出馬表明、行田氏支持者も混乱 政見放送収録もしたが

 8日に告示される埼玉知事選で、行田邦子元参院議員(53)は7日、「選挙戦を戦い抜ける状況にない」とのコメントを発表し、不出馬を表明した。選挙戦はいずれも無所属で、自公推薦のスポーツライター、青島健太氏(61)と、上田清司知事と野党の県組織などが支援する大野元裕元参院議員(55)の事実上の一騎打ちの様相となり、双方とも舌戦が激化するとみて陣営を引き締めた。投開票は25日。

 行田氏の陣営によると、行田氏は疲労などで約1週間入院する見込み。家族が聞き取ったとする「病状を押してでも立候補したいが、選挙戦を戦い抜ける状況にない。無念。お支えいただいた皆様に大変申し訳ない」とのコメントを発表した。
 行田氏は6日午前に政見放送を収録したが、同日午後6時に予定していた政策発表の記者会見を急きょ延期。本人不在のまま会見場で選対会議が始まった。出席者によると、30分ほどして選対幹部から入院と、出馬をやめさせる方針が示されたという。「将来があるから仕方がない。命が大事」。支援者の一人は取材にそう話した。
 一方、ある支援者は深夜に行田氏本人から「まさか出馬取りやめにまでなっているとは思いませんでした」と伝えられたという。
 一夜明けても混乱が続いた。納得できないボランティアが事務所に集まり、出馬に向けた作業を続けた。事務所には「本人が何も言っていないのに」と、スタッフに不満をぶつける支持者からの電話もあったという。
 青島氏を推す自民党県議団の小島信昭団長は「告示2日前に降りるとは思っておらず驚いた。非自民との対決になり、戦いは厳しさを増す。相手が出ようが出まいが戦い抜くだけだ」と強調した。行田氏の支持層には自民寄りの考えを持つ支持者も一定程度いるとみられ、取り込みを図っていく考えだ。
 大野氏は「驚いている。行田さんはまだ若く、熱意もある。必ず再起されると思うので、まずは一日も早い回復を祈りたい」とのコメントを発表した。大野氏の陣営幹部は、行田氏の支持層が必ずしも大野氏への支援に回るとは限らないとして「青島氏の陣営はより必死になる。我々も気を引き締めなければならない」と話した。
 知事選には他にNHKから国民を守る党公認の医師、浜田聡氏(42)と、無所属の新人3氏が出馬の準備を進めている。立候補は8日午前8時半~午後5時、さいたま市浦和区の県庁第3庁舎4階講堂で受け付ける。