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この国の「形」を感じさせるエピソードだと思います。
新幹線工事という、大きなプロジェクト、国の力がなくては進められない、と、思います。
その「国の力」とはなにか、その根源はなにか、を、考えると、それは民主主義でなければなりません。

その民主主義という仕組み、なかなか、難しいものだとも思います。

長崎への新幹線工事の話は、辺野古への新基地建設ともつながる話だと思います。


毎日新聞から

九州新幹線長崎ルートはフル規格 与党PT決定 佐賀県との調整難航も

 九州新幹線・長崎ルート(博多―長崎)で佐賀県内を通る未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)を巡り、与党プロジェクトチーム検討委員会は5日、建設中の区間と同じフル規格で整備すると決めた。営業主体となるJR九州や国土交通省と協議し、ルート選定を含めて同県の意向を反映する方針だが、建設費の大幅負担増などから反対する同県との調整は難航が予想される。検討委は6日、佐賀、長崎両県関係者に伝達する。

 検討委は東京で非公開であった。関係者によると、建設費、整備期間、採算性、新大阪までの直通運転による経済効果などを総合判断し、在来線の線路を一部利用するミニ新幹線ではなく、線路を新造するフル規格を選んだ。未着工区間を長崎県とJR九州も支持するフル規格で整備する場合の費用を国交省は約6200億円と試算する。
 一方、時間短縮効果など、フル規格の恩恵が乏しい佐賀県は「整備を求めたことはない」との立場で、建設費負担とルート選定、在来線の取り扱い、地域振興の4点を課題に挙げる。検討委は同県の合意を得るため、建設費の実質的な負担軽減を模索。当初は新幹線と在来線を両方走行できるフリーゲージトレイン(軌間可変電車)の導入で佐賀も同意していたが、技術的問題で断念し、割高なフル規格にかじを切り反発を招いた経緯があるため、国の責任で負担を軽減する選択肢も視野に入れる。
 ルートは佐賀駅を経由する国の公表案(1985年)があり、県との協議を重視して今後詳細を詰める。8月末の来年度予算概算要求に与党は、環境影響評価費用などの計上を求める方針だ。
 長崎ルートは2022年度に在来線特急と新幹線を武雄温泉駅で乗り換えるリレー方式で暫定開業する予定。調整が難航すれば、同方式が長期化する可能性もある。