菅官房長官の発言に象徴されるように、安倍政権そのものが、この国のかたちをいびつなものに変えている、と、思います。
それを支持している勢力があるから、安倍政権が存続しているのですが。
隣の国と、なぜ、仲良くできないのですか。
それは、すべて、相手側の責任なのですか。
菅官房長官の発言は、絶対に許されるものではありません。
わかっている方々が、しっかりと声をあげること、これが必要と考えます。
これ以上、社会がおかしくならないように。
でなければ、私たちの社会の未来は、とても暗いものになってしまいます。
NHKのニュースサイトから
「自由の気風 萎縮させる」日本ペンクラブ 少女像展示中止に
愛知県の国際芸術祭で展示されている慰安婦問題を象徴する少女像の展示を中止すると芸術祭の実行委員会が発表したことについて、日本ペンクラブは3日、ホームページで、自由の気風を萎縮させるなどとする声明を発表しました。
声明では「制作者が自由に創作し、受け手もまた自由に鑑賞する。同感であれ、反発であれ、創作と鑑賞のあいだに意思を疎通し合う空間がなければ、芸術の意義は失われ社会の推進力たる自由の気風も萎縮させてしまう」としています。
この展示をめぐっては名古屋市の河村市長が「日本国民の心を踏みにじるものだ」などとして展示の中止を求めたほか、菅官房長官が2日、補助金を交付するかどうか慎重に検討する考えを示しています。
こうした動きについて声明は「行政の要人によるこうした発言は政治的圧力そのものであり、憲法21条2項が禁じている『検閲』にもつながるものである。いま行政がやるべきは、作品を通じて創作者と鑑賞者が意思を疎通する機会を確保し、公共の場として育てていくことである」と指摘しています。
そのうえで「国内外ともに多事多難であればいっそう、短絡的な見方をこえて、多様な価値観を表現できる、あらたな公共性を築いていかなければならない」としています。
コメント
コメント一覧 (1)
逮捕されても、一件落着にはなりません。もちろん、ほかにも、暴力的な抗議活動をした人がたくさんいたようし。
朝日新聞から
表現の不自由展に脅迫ファクス送った疑い、会社員を逮捕
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の展示に対し、ファクスで脅迫文が届いた事件で、愛知県警は7日、同県稲沢市稲沢町の会社員堀田修司容疑者(59)を威力業務妨害容疑で逮捕し、8日未明に発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
県警によると、堀田容疑者は2日、会場がある愛知芸術文化センター内のファクスに、企画展に展示されていた慰安婦を表現した少女像について「大至急撤去しろや、さもなくば、うちらネットワーク民がガソリン携行缶持って館へおじゃますんで」などと記した文書を送り、トリエンナーレの展示の一部を中止させるなどして業務を妨害した疑いがある。
県警東署が県からの相談を受け、6日に被害届を受理していた。
捜査関係者によると、捜査の過程で、愛知県一宮市内のコンビニエンスストアから送られたことが判明。防犯カメラの捜査などから堀田容疑者が浮上したという。
ぷーさん
がしました