images辺野古の建設工事の中止、と、決断する絶好のタイミングでしたが、政府は工事を続行するそうです。

このタイミングで、アメリカ政府やアメリカ軍が安心するような発言をしたのは、菅官房長官が、ポスト安倍を自任している、アメリカへのアピールを行った、と、思っていいでしょう。

菅官房長官の頭には、沖縄や日本国民の意思と、アメリカ政府やアメリカ軍の意思、と、どちらが大きなウエートを占めているのでしょうか。

残念です。

民主主義とは、主権者である国民の意思に従い、国家権力を行使すること、です。
沖縄県民の意思はわかっているが、しかし、日本国民の意思がわからない、と、政府が主張するなら、この問題で、国民投票をするしかない、と、思います。


東京新聞から

辺野古移設「進める」 菅氏、沖縄選挙区結果問われ

 菅義偉官房長官は二十二日午前の記者会見で、参院選沖縄選挙区で野党統一候補が自民党候補を破ったことに関連し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設について「さまざまな環境を整備しながら進めさせていただく」と工事を続ける考えを示した。

 菅氏は「地元の理解を得る努力を続けながら、普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現し、基地負担の軽減に努めたい」と話した。
 改憲勢力が改憲発議に必要な三分の二を割ったことを巡っては「(衆参両院の)憲法審査会で与野党がそれぞれの考え方を示した上で、建設的な議論を踏まえ、国民的な議論につなげてほしい」と述べた。
 自民、公明両党の幹事長、国対委員長は同日午前、国会内で会談し、二十九日に衆参両院の議院運営委員会を開き、参院選後の臨時国会の日程を正式決定することを確認した。政府・与党は臨時国会を八月一日に召集する日程で調整中。
 会談では、参院選で与党が改選過半数を確保したことを受け、国会審議などを丁寧に進めることを申し合わせた。