連合神津会長
参院選、三重での野党統一候補の落選は、元民主党の岡田克也氏の政治力が落ちてきていることを示している、とも感じますが、三重の労働組合の選挙への取り組みが弱かった、と、いわれています。

安倍首相が、選挙中、「民主党の枝野さん」と、何度も間違えて発言したように、自民党としては、立憲民主党が躍進することを防ぐことが、この選挙の目的であった、と、思っています。
そして、「民主党」と投票した票は、国民民主党に集計されますから、安倍首相としては、国民民主党となら、手を結べる、御しやすい、と、判断している、ということかと思います。

安倍首相の作戦は成功した、と、いうことになります。

この選挙の結果、はっきりしたのは、連合に加盟している労働組合、特に、大企業の労働組合には期待してはならない、と、思います。与党自民党が、財界(大企業が強い経団連を中心に)を通じて、自分たちの選挙に有利になるように、大企業の労働組合に対して働きかけているからです。

連合は、立憲民主党支持と、国民民主党支持、の、2つに分かれるべき、と、思っています。
連合の役割は終わりました。

立憲民主党は、自分たちに賛同してくれる労働組合は当然頼りにすべきですが、これからは、労働組合の外にいる、たくさんの国民・有権者たちに、その支持を増やしていかねばなりません。

たとえば、長野の羽田氏が立憲民主党に加わるようにしなければ。


朝日新聞から

野党の「勝利の方程式」崩れた三重 岡田克也氏の地元

 参院選の勝敗のカギを握る全国32の「1人区」。中でも接戦が予想されていた三重選挙区の決着は、早々とついた。

 「自民、公明の責任与党に対する期待を寄せてくださった結果だと思う」。21日夜、歓声に包まれる三重県四日市市の事務所で、自民現職の吉川有美氏(45)は勝因をこう語った。四日市は、旧民進党代表などを歴任した岡田克也衆院議員(66)の地元。事務所前の壇上に並んだ自民党県連幹部から笑顔があふれた。
 一方、津市では野党統一候補の芳野正英氏(44)の事務所が重い空気に包まれた。岡田氏は「素晴らしい候補、素晴らしい活動だったのに勝てなかったということは、十分に伝えきれなかったということ」と力なく語った。
 参院三重選挙区は、旧民主が2000年補選から推薦候補を含めて5連勝していたが、2013年に吉川氏に議席を奪われた。奪還に向けて擁立したのが四日市市議や県議を務めた芳野氏だった。「三重で勝てなければ、どこで勝てるんだ」。岡田氏は公示前、報道陣にこう言い切るほど自信を見せていた。
 野党陣営には「勝利の方程式」があった。各党が直接手を結ぶことはせず、市民団体「市民連合みえ」と政策協定を結んで連携する「ブリッジ共闘」だ。労働組合の連合三重が共産党に抵抗感が強いことに配慮した。2016年の前回参院選は、民進(当時)現職の芝博一氏が自民新顔に約2万票差で競り勝った。
(引用終わり)