Unknownイギリスという国は、今では、それほどの経済力や軍事力は持たないものの、未だに、国際政治において、大きな発言権、政治力を保持しています。
それには、いろいろな要因があるのだろうと思いますが、世界第一の経済力と軍事力を誇示するアメリカ合衆国が英語を使う国である、ということはその一つであろう、と、思います。
イギリスは、中国とも独自のパイプを持っており、その時々で、その絆が一瞬、見えることがあります。

外国に関する情報収集、特に自国の利益と不利益に直結するような重要な情報の入手に長けており、また、そして、それに基づく実利的な判断、という、経済通商や外交手腕に長けた部分がある、ということかと思います。

日本政府が、安倍首相が、この国を真似たい、と、思っている節があるように感じています。

しかし、その外交手腕の反面、東インド会社、中国とのアヘン戦争やインド統治と独立紛争、そして、中東の混乱の要因を作った、など、イギリス外交には、たくさんの負の側面もあります。

なかなか、私たち日本人には、このイギリス人魂は、持ち得ないように思いますけれども。


朝日新聞から

トランプ政権は「無能で機能不全」 駐米英国大使が報告

 英国のダロック駐米大使が、トランプ米政権について「無能」「頼りにならない」と英首相官邸に報告していたと、英大衆紙メール・オン・サンデーが7日報じた。「米国との『特別な関係』の真価が試されかねない」(英BBC)と波紋を広げている。

 メール・オン・サンデーが確認した機密公電は2017年から現在に至るまでのもの。その中でダロック氏は、トランプ政権について「今後、より正常な状態に近づくことや、機能不全、予見不可能性、派閥ごとの分断、外交的なまずさ、無能さが改善されるとはまず考えられない」などと報告している。
 英国の意向に反して核合意から離脱した、米国の対イラン政策については「近い将来、筋の通ったものになることはないだろう」と指摘。また、米メディアが報じて政権側が「フェイクニュース」と否定してきた政権内の「激しい内輪もめと混乱」は、「ほとんど正しい」と報告している。
 ゴーク英法相は7日、BBCの番組で「リークされたことは見苦しいが、大使には見たままの真実を報告することが期待されている」と擁護し、報道内容は否定しなかった。
 一方、トランプ米大統領は7日、ニュージャージー州で記者団に「大使は英国にきちんと奉仕していない。我々はその人があまり好きではない」と述べ、報道に強い不快感を示した。