49379732.pngこれに対して、日本政府が反論する、という構図に、主権者として違和感を感じていますが、国連という国際政治の場では、そうなってしまうのかしら。

日本政府が、日本国内のメディアをコントロールしている、ということにも見えますが、私は、今の状況は、安倍政権を成立させた財界や資産家たちからなる一部の保守層が、その資金力を持って、政治だけでなく、メディアをコントロールしようとしている、ということかと思っています。
インターネットの世界では、さらにもっと激しく行われている、と、思います。

私たちの民主主義の仕組みを都合よくコントロールしようしている、と、いうことだと思って、危機感を持っています。


NHKのニュースサイトから

“日本メディア 独立性に懸念” 国連特別報告者 日本は反論

世界の表現の自由の状況を監視する国連の特別報告者が、スイスで開かれている国連人権理事会で、日本のメディアの独立性に懸念を示す報告書を提出しました。これに対して日本政府は「表現の自由は憲法で最大限に保障されている」と反論しました。

国連の特別報告者でアメリカ・カリフォルニア大学教授のデービッド・ケイ氏は26日、スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会に出席し、日本のメディアの独立性に懸念を示す報告書を提出しました。
報告書の中でケイ氏は、日本では政府当局者が記者に直接・間接的な圧力をかけたという報告があったとしたうえで、特定秘密保護法などの影響で、政府を批判する報道や調査報道が萎縮してしまっていると指摘しています。
ケイ氏は2年前にも日本政府に対し、法律を改正するなどしてメディアの独立性を強化するよう勧告する報告書を国連人権理事会に提出していますが、「改善に向けた進展は見られない」と指摘しています。
これに対し、理事会に出席した在ジュネーブ国際機関日本政府代表部の岡庭健大使は「表現の自由は憲法で最大限に保障されている。日本政府は民主主義や自由といった基本的価値観を守るための取り組みを進めている」と反論しました。
ケイ氏はトルコやイスラエルなどの表現の自由の現状についても報告書をまとめていて、国連人権理事会で合わせて議論されました。