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その昔、「アメリカ経済がくしゃみをすると、日本経済は風邪を引く」と、言われていたことがありました。いまでは、そのような表現を耳にすることはあまりありませんが。

しかし、いまでは、

「中国経済がくしゃみをすると、」

に、変わっているのかもしれませんね。


NHKのニュースサイトから


日銀短観 比較的堅調な設備投資 計画どおり進むか 焦点に

日銀が1日発表した短観=企業短期経済観測調査では、景気判断が悪化する一方、今年度の設備投資は、比較的、堅調な計画が示されました。今後は、海外経済の動向とともに設備投資が計画どおり進むかも焦点になりそうです。

今回の日銀の短観では、中国経済の減速などを背景に大企業の製造業の景気判断がプラス12ポイントと前回を7ポイント下回り、悪化の幅はおよそ6年ぶりの大きさとなりました。
また、3か月後の先行きについては企業の規模や業種にかかわらず悪化を見込んでいて、中でも中小企業の製造業ではマイナス2ポイントと、2年3か月ぶりに景気が悪くなると答えた企業のほうが多くなりました。
一方、今回の調査で初めて示された今年度の企業の設備投資は、全体で、前の年度を2.8%下回る計画となりました。
前の年度を下回ったものの、この時期としては比較的、堅調な計画で、専門家は、「人手不足を補うための省力化投資などが出ているのではないか」と見ています。
今後の景気を見る上では、中国をはじめ海外経済の減速がどこまで深まるかとともに、設備投資が計画どおりに実行されていくかも焦点になりそうです。