edano権限を持つ政治家にとって、カジノの誘致は、とても魅力的な政策に見えるのかもしれませんが、一度、カジノが作られ、それが利益を上げ始めたら、それを止めることはかなり困難なことになる、と、思います。

また、様々な制約によって、思うように利益が伸びない、というようなことが起きれば、カジノの運営主体から要望が出され、その要望に沿うように政策を変更せざるを得ないでしょうし、カジノのコントロールは難しいのではないか、と、心配しています。

神奈川県の黒岩知事が、そんなにカジノに傾注しているとは思いませんでしたが、もしこれで、黒岩知事が当選したら、神奈川県としても、カジノ開設への有権者の了解が得られた、と、主張することになるのかしら。


東京新聞から


黒岩氏が立民推薦依頼撤回 神奈川県知事選

 任期満了に伴う21日告示の神奈川県知事選で、3選を目指す現職黒岩祐治氏(64)が、立憲民主党に提出していた推薦依頼を取り下げたことが11日、関係者への取材で分かった。

 同党県連は既に党本部に黒岩氏の推薦を申請していたが、関係者によると、県連が反対しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致などの政策で相違が明らかになったためという。
 知事選では自民、公明、国民民主各党は黒岩氏を、共産党が市民団体代表の岸牧子氏(62)を推薦している。