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中国政府からは、世耕経済産業大臣が招待されていた、そうです。
二階氏は、自民党の幹事長ではありますが、安倍政権の閣僚ではありませんから、政府からの公的な人的交流とは言えない、ので、アメリカ政府には申し訳がたつ、ということになるのかしら。

二階氏が、色々発言をして、安倍首相を困らせていたのは、こういうことだったのかしら。



毎日新聞から

「一帯一路」フォーラム 二階氏派遣で調整 閣僚派遣は見送りへ

 中国の経済圏構想「一帯一路」をテーマに4月25~27日に北京で開かれる第2回国際フォーラムに、自民党の二階俊博幹事長が出席する調整に入った。二階氏は前回のフォーラム(2017年5月)にも出席していた。習近平国家主席宛てに安倍晋三首相の親書を託すことも検討する。「一帯一路」を警戒する米国などに配慮し、前回に続いて閣僚の派遣は見送る方向だ。

 「一帯一路」は習氏の肝煎りの構想で、中国主導で第三国のインフラ開発などを手がける。中国政府はフォーラムを「今年最大の国際行事」と位置づけており、東南アジアなどの各国首脳級のほか、日本政府の世耕弘成経済産業相を招待していた。
 ただ、中国の開発事業を巡っては、巨額の対中債務を返済できずに権益を中国に譲渡する国々が続出。旧西側諸国を中心に批判が高まっている。日中両政府は昨年10月、第三国でのインフラ開発で一致したが、日本側は適正な債務管理などを協力の条件に突き付けている。
 外務省幹部は「一帯一路は距離感が難しい。近くてもだめだし、離れては日中関係改善の流れによくない」と指摘する。与党の実力者の二階氏が出席すれば、米国を刺激しすぎず、中国への配慮にもなると判断したもようだ。
 一方、河野太郎外相や世耕氏も4月中旬にも訪中し、日中ハイレベル経済対話を開く調整を進める。6月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた習氏の来日に向けた地ならしを図る。第三国での開発協力や知的財産権の保護などについて協議し、関係改善の流れを加速したい考えだ。