images沖縄県の住民投票で、どんな結果が出ても、辺野古への新基地建設は継続する、との菅官房長官の発言。

民主主義の基本にも関わる大問題と思います。

菅官房長官が持っている絶大な権力、権限は、そもそもは、国民有権者が委託したものであって、その意思に反することはできない、と、私は思います。それが、民主主義の原則だから、です。

英国のEUからの離脱問題は、まさに、そのことを具現化していることなのです。

沖縄県民だけの民意では不十分、というのであれば、日本国民全体の意見を聞いてもらえたら、と、思います。私も意見を示したいと思いますので。

それでも、どんな結果でも、工事は続く、と、菅官房長官が言うのであれば、もう、私たちの政府は民主主義に基づく政府ではない、ということになります。
私たちの政府の主権者が、日本国民ではなく、アメリカ政府であった、ということを明確に示すことになります。


河北新報から

菅官房長官「辺野古移設変えず」 沖縄県民投票の結果出ても

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、米軍普天間飛行場移設を巡る沖縄県民投票の告示を受け、投票結果にかかわらず名護市辺野古移設を進める方針を表明した。「どういう結果でも移設を進めるか」との問いに「基本的にはそういう考えだ」と述べた。「問題の原点は普天間の危険除去と返還だ」とも強調した。

 県民投票に関しては「地方自治体が行うものであり、政府としてはコメントは差し控えたい」とした。西村康稔官房副長官は会見で「丁寧に説明しながら、理解を得て辺野古への移設を進めていきたい」と述べた。