01077227.pngナチスが行ったことが二度と起きないようにするために、もっとも大切なことは、私たち国民有権者が、ナチスが行った過ち、その原因をしっかりと学び、理解すること、です。

T4作戦は、精神障害者や知的障害者を殺害する作戦でしたが、この作戦の規模を拡大したのが、アウシュビッツを代表とする、ユダヤ人に対するホロコースト作戦、でした。

ヒトラー、ナチスは、民主主義の仕組みである選挙で、国民の支持を獲得して行った、という歴史があります。ヒトラー、ナチスを生み出したのは、民主主義だったのです。もちろん、このような作戦は、国民の目から秘匿されながら行われたのですけれども。

どうやって、秘匿できたのか、ということも、私たちは知っておかねばなりません。

今、世界に、日本に、当時のナチスが支持を広げたのと同じような空気が広がりつつあるのではないか、と、心配しています。



河北新報から


ナチス障害者虐殺の企画展、東京 優生思想、負の歴史学んで

 精神障害者や知的障害者が虐殺されたナチス・ドイツの「安楽死」政策(T4作戦)に関する企画展が2月1~2日、東京都中野区で開かれる。1939年の作戦開始から80年。日本では昨年、旧優生保護法(1948~96年)下の不妊手術の実態が次々に表面化し、被害回復に向けた動きが続いている。悲惨な歴史を知り、現代に深く潜む優生思想について考えてもらおうと障害者が通う作業所の全国組織「きょうされん」が主催した。

 ナチスはユダヤ人虐殺の前に障害者の殺害を始め、犠牲者は20万人以上にも上った。「断種法」による断種は約40万人とされ、精神医学の学会は2010年に公式に謝罪した。