logo
参議院長野県選挙区は、定数が2から1に削減となった選挙区で、前回3年前の改選では、激しい選挙戦の結果、元ジャーナリストの杉尾氏が当選し、自民党の参議院議員だった若林健太氏が落選する、という結果になっています。
来年の改選では、前回6年前に当選した2名、自民党の吉田博美氏、と、当時民主党の羽田雄一郎氏の二人が当選していますが、羽田雄一郎氏は、羽田孜氏の息子で、長野県にしっかりとした地盤を築いていますので、激しい選挙戦になることだろう、と、思います。

自民党の参院幹事長である吉田博美氏が、政界から引退するということになれば、大変残念ですが、参院長野選挙区での自民党の候補者が誰になるか、も、注目ポイントと思います。


東京新聞から

自民・吉田氏、出馬の結論先送り 来夏の参院選、対応に注目

 自民党の吉田博美参院幹事長(69)=長野選挙区、当選3回=は28日、国会内で記者会見し、改選を迎える来年夏の参院選に立候補するかどうかの結論を先送りすると説明した。来年2月10日の自民党大会までに判断する意向も示した。

 体調を理由に挙げ「引退も選択肢だ」とした一方、党内や地元から比例代表での出馬を要請されたと明かし「決めかねている」と述べた。比例代表の中で優先的に当選できる「特定枠」での立候補は重ねて否定した。
 吉田氏は既に長野選挙区からの不出馬を表明している。自民党の参院側を取り仕切る実力者で、対応が注目されている。