経団連中西会長経団連の新しい中西会長は、政府による賃上げ要請、というものに否定的な考えを述べていた、と、思います。
そのため、安倍首相も、例年のような賃上げ要請、という「破廉恥」な行動は控えていたのではないか、と、思います。

しかし、内閣支持率の低下など、安倍内閣の求心力低下、また、来春の統一地方選挙や夏の参院選挙を控えており、安倍首相自ら、賃上げ要請をすることにしたのだ、と、思われます。

こういうのを、ポピュリズム、と、呼ぶのではないか、と、私は思っています。

予算案も、大きな政府指向ですし、経団連のメンバーの中には、不快に感じている方や、安倍内閣そのものについても疑問を感じている方が、いるのではないか、と、思います。


NHKのニュースサイトから

首相 景気回復へ賃上げ要請 経団連会合で

安倍総理大臣は26日に経団連の会合に出席し「景気の回復基調をより確かなものとできるような賃上げをお願いしたい」と述べ、来年の春闘での賃上げを要請しました。

この中で、安倍総理大臣は「景気の回復基調をより確かなものとできるような賃上げを、ぜひお願いをしたい。あくまで参考として申し上げると、平成元年の賃上げ率は、ことしの水準の2倍ぐらいあったそうだ」と述べました。
そのうえで「実際、何%上がったのか、具体的な数字を申し上げることは控えたほうがいいかもしれないが、ちなみに5%だ」と述べ、来年の春闘での賃上げを要請しました。
また、安倍総理大臣は第2次安倍内閣の発足から、26日で6年を迎えたことに関連し「アベノミクスは本日でちょうど6年目を迎えたが、安倍内閣の経済最優先の姿勢に全く揺らぎはない」と強調しました。
そして「世界経済の先行きには最近さまざまな懸念が指摘されているが、日本経済のファンダメンタルズ=経済の基礎的な条件は強固なものであり、経済をさらに筋肉質で隆々たるものになるように鍛え上げていくしかない」と述べました。

経団連 中西会長「数字は目標という話ではない」
安倍総理大臣が「平成元年の賃上げ率は5%だった」などと述べ、来年の春闘に向けて6年連続の賃上げを要請したことについて、経団連の中西会長は記者団に対し「数字は、目標として話をされたものではない。大幅な賃上げが必要だということは私も以前から申し上げていることだ」と述べました。