積み出し港の問題で、土砂の投入は容易にはできない、と、思っていましたが、民間企業が所有する港を利用する、というやり方がありましたか。
何が何でも工事を進める、という私たちの政府のこのようなやり方は、沖縄県民を愚弄するものであり、政府がこんなことを続けていることに、憤りしか感じません。
反対の意思表示は、民主主義的な方法で十分に示されているはず、です。
それを無視しての強行策、後には何が残るか。
日本政府の決定には、納得ができません。
読売新聞から
辺野古、12月中旬にも土砂投入…搬出の港確保
政府は28日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、12月中旬にも埋め立て海域への土砂投入に着手する方針を固めた。埋め立て土砂の搬出用に予定している本部港(同県本部町)が台風で被災したため、近隣の別の港を利用する方向だ。複数の政府関係者が明らかにした。
同飛行場の全面返還が決まった1996年以降、移設先となる辺野古沿岸部の埋め立て区域に土砂が投入されるのは初めて。
防衛省沖縄防衛局は県北部の本部町内で土砂を採取し、本部港から辺野古まで船で運ぶ予定だったが、同港の岸壁が台風で一部破損した。このため、使用許可権限を持つ同町は、工事業者による使用許可申請を受理していない。
防衛局は「被災を免れた岸壁から搬出できるはずだ」として、町の説得を続けているが、使用許可が下りない場合に備え、近隣の別の港を保有する民間企業から使用許可の内諾を得た。自治体の許可が不要な民間港を使うことで、政府は「移設に反対する県も阻止できない」(防衛省幹部)とみている。
コメント
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沖縄タイムスから
琉球セメントの桟橋使用、沖縄防衛局が検討 辺野古埋め立て・土砂搬出
沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が埋め立て土砂の搬出場所として名護市安和にある琉球セメント所有の桟橋の使用を検討していることが29日、分かった。桟橋につながる施設周辺には、抗議行動への警戒とみられる有刺鉄線や視界を遮る高さ2~3メートルのシートが張られている。
政府は12月中旬にも辺野古海域への土砂投入を目指すとしており、琉球セメントの桟橋を検討する一方で、岸壁の損傷で使用制限がかかっている本部港塩川地区についても本部町と協議を続ける。
琉球セメントによると、桟橋は現在テスト運用の段階で12月から供用開始する。桟橋はセメント原料の仕入れと製品出荷に使う計画で、国道を挟んだ同社屋部工場とはベルトコンベヤーで直接つながっている。辺野古新基地建設への桟橋使用については取材に対し「個別案件についてはお答えできない」と回答した。
沖縄防衛局は当初、本部港塩川地区から土砂を搬出する計画だったが、9月末の台風24号で岸壁が損傷。本部町が復旧まで使用を認めないとしたため、代替案を模索していた。
ぷーさん
がしました