images沖縄の地方選挙での連敗は、安倍政権の求心力を失うことになりそうです。

沖縄の自民党県連会長の国場氏が辞意を表明したそうです。

選挙という形で、民主主義の大事な手続きで、民意がしっかりと示されているのですから、私たち日本人全体で、この沖縄の基地問題を考えていくべき、と、思っています。

沖縄の米軍基地を減らしだけでなく、日本各地の米軍基地もなくしていく、これが目標。
そうすれば、米軍駐留費の過大な負担も軽減できるし、日本政府へのアメリカ軍やアメリカ政府の干渉も減るだろうし、アメリカ軍の下請けみたいな立場の自衛隊のいびつな状況も改善するだろう、と、考えます。
今の自衛隊のあり方は、私たちのシビリアンコントロールよりも、アメリカ軍の指揮下に入っているかのようで、大変心配しています。


朝日新聞から


那覇市長選、城間幹子氏が再選 玉城知事らが推す

 那覇市長選が21日投開票され、玉城デニー知事ら「オール沖縄」勢力が推す無所属現職の城間幹子氏(67)が、安倍政権の支援を受けた無所属新顔の前県議翁長政俊氏(69)を破り、再選を決めた。投票率は48.19%。

 9月30日の沖縄県知事選と同様に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対するオール沖縄勢力と、移設を進める安倍政権が支援する自民系候補による対決構図で、自民系候補は、知事選と14日の豊見城市長選に続き3連敗。来春の統一地方選や4月にもある衆院沖縄3区補選に向け、安倍政権に痛手となった。
 防衛省が17日、県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に対し、石井啓一国土交通相に効力停止を申し立てたことが、結果に影響を与えた可能性もある。
 故・翁長雄志氏の後継として2014年に初当選した城間氏は、玉城新県政との連携を強調。給付型奨学金の創設や子どもの貧困対策など1期目の実績を訴え、支持を広げた。
 元自民党県連会長で、菅義偉官房長官と太いパイプを持つ翁長氏は子育て支援や経済振興などを訴えたが、及ばなかった。


(引用終わり)

東京新聞から


那覇市長に現職の城間氏再選 辺野古反対派が政権側破る

 任期満了に伴う那覇市長選は21日投開票され、無所属の現職城間幹子氏(67)が、無所属新人の元沖縄県議翁長政俊氏(69)=自民、公明、維新、希望推薦=を破り、再選された。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する玉城デニー知事や野党が支援する城間氏が、安倍政権の推す翁長氏との「代理対決」を制した。玉城氏は、選挙期間中に国が県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に対抗措置を取ったことに関し「非常に強い憤りが投票行動に表れた」と述べた。投票率は48.19%。

 4日に就任したばかりの玉城氏にとっては、県政運営上の追い風となるのは確実だ。