Unknownトランプ政権の横暴が続いている、と、感じています。

中国と敵対しているとともに、日本や韓国も敵視している、と、感じます。


読売新聞から


中国を「為替操作国」認定せず…日中を「監視」

 米財務省は17日、主な貿易相手国・地域の為替政策を分析した報告書を発表し、貿易摩擦が激化している中国について、制裁対象となる「為替操作国」に認定することを見送った。貿易摩擦の一段の激化は避けられたが、中国や日本、ドイツ、インド、韓国、スイスの6か国を引き続き「監視リスト」の対象とした。

 ムニューシン財務長官は声明で「中国の為替の透明性の欠如や人民元安を特に懸念している」と強調し、中国の為替政策を今後も注視していくと表明した。
 米財務省は、米国への輸出を増やすために自国通貨安の誘導を行っていないかどうか、半年ごとに報告書をまとめている。操作国の認定基準は、〈1〉200億ドル以上のモノの対米貿易黒字〈2〉経常収支の黒字が国内総生産(GDP)の3%以上〈3〉一方的、継続的な為替介入――の三つだ。
 報告書では、中国の年間の対米貿易黒字が3900億ドルと巨額であることを指摘した。一方、中国の経常黒字はGDPの0.5%にとどまった。中国による直接的な市場介入は「限定的」と評価した。
 トランプ米大統領は2016年の大統領選で、中国を操作国に認定すると訴えていた。ムニューシン氏も人民元安に懸念を示しており、中国が基準を全て満たしていなくても操作国に認定するかが注目されていた。