images加計学園の獣医学部新設問題で、直接の真摯な説明を拒み、逃げ回っていた、加計理事長が記者会見を行うことを調整している、と、毎日新聞が報道しています。

記者会見の中身がどうなるか、わかりませんけれども、開くことすら拒否する姿勢だった加計理事長の記者会見、行われることになるのであれば、これも、安倍政権のパワーダウンを感じさせるニュースだなあ、と、思います。


毎日新聞から


獣医学部新設問題
加計理事長が7日、会見へ 愛媛で

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題で、学園の加計孝太郎理事長が7日に愛媛県今治市の獣医学部で記者会見を行う方向で調整していることが関係者への取材で分かった。加計氏は今年6月に学園本部がある岡山市で会見を開いたが、説明が不十分と批判されていた。愛媛県での会見は初めて。

 加計氏が安倍晋三首相に面会したと記された愛媛県文書について、学園は5月、事務局長が県や今治市に虚偽の説明をしたとして謝罪。加計氏は6月19日に岡山市で初めて会見を開いたものの、30分弱で打ち切った。
 これに対し、愛媛県の中村時広知事は再度の会見を要求し、県議会も7月に対外的な説明責任を果たすよう求める決議を全会一致で可決。中村知事は学園に交付する補助金について「大きな災害(西日本豪雨)で財源のやりくりも大変な中で貴重なお金」と述べるなど説明を求め続けていた。
 再会見は一連の声に対応したとみられ、学園が7日に獣医学部キャンパスで催す開設記念行事に合わせて行われる見通し。
 学園は「会見を検討している事実はあるが、日付などを言える段階ではない。決まり次第発表する」としている。