ft-lg-komeito憲法改正に積極的な自民党安倍政権と、消極的な野党との間で、公明党の綱引きをしているように感じます。

公明党の代表は、山口氏の続投で決まりましたが、世代交代、という表現で、井上幹事長の交代を暗にうながし、今の安倍政権とのパイプを弱めようとする動きがある、と、感じました。
石井国交大臣の交代論すら、世に流されたりしていました。

でも、結果的に、石井国交大臣は留任となったようで、それと引き換えのように、井上幹事長の交代、が、安倍政権側との交渉で決まったように思われます。


朝日新聞から


「憲法改正議論、公明入れて合意案を」 自民・細田氏

細田博之・自民党憲法改正推進本部長(発言録)
 (国会で憲法改正を議論をすることについて)公明党は今はまだそこまで乗ってきてない。やはり、(自民、公明の)両党の間で話し合いを進め、公明党の意見も入れて、まず与党でしっかりと合意できる案を探そうじゃないか。

 (自民党の)総務会で最終的に我が党は絶対こうだと決めているわけでないが、今考えられる最良の案はこうなので、各党考えてくださいという意味で条文イメージを書いている。しかし、どういうわけか国会で(憲法改正の)議論が始まらない。共産党や立憲民主党は絶対、議論に乗らない。国会の審議をやらないことは「立憲」という党名と矛盾するのでないか。

(引用終わり)

毎日新聞から

公明
世代交代図る 幹事長に斉藤氏昇格へ

 10月2日の内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相(60)が留任する見通しになった。同党の山口那津男代表(66)は30日の党大会で、井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を充てる党役員人事を発表する。

 山口氏は週明けにも安倍晋三首相と会談し、防災・減災対策を重要政策に掲げる公明の立場から関係閣僚の石井氏留任を要請する。首相は、連立重視や行政の継続性などの観点から受け入れる見通しだ。
 一方、山口氏が斉藤氏を幹事長に起用するのは、公明が国政選挙並みに重視する来年の統一地方選と参院選に向け、党の世代交代を有権者にアピールする狙いからだ。2009年から9年続いた「山口代表-井上幹事長」体制に対し、党内に若返りを求める声があることにも配慮した。
 また井上氏は副代表に就き、引き続き党運営の中枢を担当。支持母体の創価学会との調整役を務めてきた実績があり、新体制の党運営を安定させる狙いだ。
 石井氏は、衆院比例代表北関東ブロック選出で当選9回。党政調会長などを歴任し、2015年10月から国交相を務めている。
 斉藤氏は同中国ブロック選出で当選9回。現在は党選対委員長や税制調査会長も兼務している。