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「防衛装備品」とソフトな表現になっていますが「武器」でしょう。

「全滅」を「玉砕」、「撤退」を「転進」、と、言い換えて、国民をごまかした、あの戦争の反省が生きていない、と、思います。

具体的に何をどれだけ買う、と、伝えたのか、その内容を、相手国のアメリカが先に知って、主権者である私たちには教えられない、というのは、おかしいのではないか、と、思います。
予算を審議する国会の機能を骨抜きにしている、と、危惧を感じます。

「必要なもの」と政府は説明しているようですが、突然に決まったような、これらの高額なアメリカ製の武器購入が、もともとの防衛省自衛隊の装備調達計画にしわ寄せがくるのではないか、と、心配しています。
つまり、「不必要なもの」ではないか、ということです。



朝日新聞から

防衛装備品の購入を米に伝達 官邸幹部「必要なものを」

 安倍晋三首相は米ニューヨークで26日午後(日本時間27日未明)に行われたトランプ米大統領との会談で、米国製の防衛装備品を購入する考えを改めて伝えた。菅義偉官房長官が28日の記者会見で明かした。

 トランプ氏は会談後の記者会見で、首相に対し対日貿易赤字について不満を伝えたと明かし、「日本はすごい量の防衛装備品を買うことになった」と語っていた。
 菅氏によると、首相は会談で「厳しい安全保障環境に対応するため、今後とも米国装備品を含め高性能な装備品を導入することが、我が国の防衛力強化にとって重要」と述べたという。首相官邸幹部は「安全保障上必要なものを買うという従来方針を伝えただけ」と説明している。