ft-lg-komeito元々、公明党という政党は、宗教団体を母体としていますので、統治機構の権力・権限強化には、懐疑的な性格を持った政党なのですが、ずっと、自民党と連立政権を組み続けているのは、与党であることの旨みを十分に知ったから、と、思っています。
公明党から政権に参加している大臣は、ずっと、国土交通省を所管しています。
色々、旨味があるのだろう、と、思っています。

しかし、公明党の支持者の中には、安倍政権の性格にはうんざりしている方も多い、と、言われており、憲法改正にも反対する方が多いとされます。



NHKのニュースサイトから

公明 山口代表 憲法改正は慎重に検討を

憲法改正をめぐって、安倍総理大臣が次の国会に自民党の改正案を提出できるよう取り組む考えを示していることについて、公明党の山口代表は「憲法改正は重い手続きだ」と指摘したうえで、国会で合意形成をはかり、国民の十分な理解を得る必要があるとして、慎重に検討すべきだという考えを示しました。

憲法改正をめぐって、安倍総理大臣は、憲法への自衛隊の存在の明記に強い意欲を示していて、次の国会に、自民党の改正案を提出できるよう取り組み、早期の発議を目指すとしています。
これについて、公明党の山口代表は8日、訪問先の中国 天津で同行の記者団に対し「今、自民党の総裁選挙が行われているので、その議論を見守りたい。総裁選挙後に自民党がどうするか見極めていく必要がある」と述べました。
そのうえで「憲法改正は重い手続きであり、国会で議論を重ね、合意形成をはからなければならない。発議するとなれば、国民の十分な理解も必要だ」と述べ、慎重に検討すべきだという考えを示しました。
また、山口氏は「景気・経済や少子高齢化対策は優先順位が高いが、すでに決まっている重要な政治課題よりも、憲法改正の優先順位が高いとは現時点で判断しきれない。憲法改正がどういう優先度かは冷静に見るべきだと思う」と述べました。