中央省庁の官僚機構の中で、互いをけん制し合う事案が増えてきたように思います。
何か、地殻変動が起きているように思います。
国会を早期に開いて、きちんと話し合うことは大切なことと思います。
国会や野党の質問が大嫌いな安倍首相には理解しがたいことかと思いますが。
NHKのニュースサイトから
立民 枝野代表 障害者雇用水増し疑惑 速やかに国会審議を
複数の中央省庁が、雇用する障害者の数を水増ししていた疑いのあることを受けて、立憲民主党の枝野代表は、問題の全貌を解明するため、閉会中審査を早期に開催するなど国会での審議を速やかに行うべきだという考えを示しました。
企業や行政機関は一定の割合以上の障害者を雇うことが法律で義務づけられていますが、複数の中央省庁が、雇用する障害者の数を水増ししていた疑いのあることがわかり、厚生労働省が調査を始めました。
これについて立憲民主党の枝野代表は堺市で記者団に対し「信じられない思いだ。全貌解明に向けて、国会としての緊急かつ精力的な動きが求められる」と述べました。
そのうえで枝野氏は「水増しは長期にわたって行われてきたようなので、閉会中審査を開いたり臨時国会を行うことは与党も拒否するような話ではなく、政府・与党として判断すべきだ」と述べ、問題の全貌を解明するため、閉会中審査を早期に開催するなど国会での審議を速やかに行うべきだという考えを示しました。
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東京新聞から
自民、閉会中審査を拒否 障害者雇用、国会報告要請
自民党の森山裕国対委員長は22日夜、中央省庁の障害者雇用水増し問題を巡り、野党が求める厚生労働委員会の閉会中審査を拒む考えを記者団に示した。これに関連し、自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は東京都内で会談し、今月中に問題の調査内容を国会に報告するよう求める方針で一致した。与党は厚労委理事懇談会への政府報告を想定している。
森山氏は閉会中審査を実施しない理由について「(審議より)どう対応していくかの方が大事だ」と説明。地方自治体でも雇用水増しの公表が相次ぐ現状を踏まえ、実態調査を進める必要性を指摘した。