images仲井真氏としては、心中は穏やかではなかった、かもしれませんが、故人は喜んでおられるのではないか、と、思います。

亡くなった方を敬い、きちんとお見送りする、というのも、古来からの風習である、と、私は信じています。


沖縄タイムスから

翁長知事に最期の別れ 仲井真弘多前知事が告別式参列

 沖縄県の仲井真弘多前知事は13日に執り行われた翁長雄志知事の告別式に参加した。焼香後、記者団に囲まれながらも歩みを止めることなく、質問に対し、「冥福を祈っています」「お別れを言いに来ただけです」と繰り返した。「仲井真さんの知事選で選対本部長を務めた翁長さんはどんな人でしたか」といった問い掛けにも無言で、迎えの車に乗り込んだ。

 翁長知事は、仲井真氏が2期目に出馬した2010年知事選で、選対本部長を務めた。前年の政権交代で、民主党を中心とした政権が、米軍普天間飛行場の県外移設を公約に掲げながら、2010年5月に名護市辺野古移設に回帰。県民の怒りが高まる中、翁長氏が水面下で調整し、仲井真氏の公約に「県外移設」を盛り込み、2期目の当選を果たした。
 一方、仲井真氏はその公約を覆す形で、2013年12月、辺野古移設を進めることになる辺野古沿岸の埋め立てを承認。政府から10年間、沖縄関係予算3千億円を確保するとの約束を取り付け「いい正月が迎えられる」と語ったことで、翁長氏は「県民の意地と誇りが傷つけられた」と、仲井真氏とたもとを分かった。
 翁長氏は辺野古移設反対にかじを切り、2014年の知事選に立候補し、辺野古移設推進を訴え、3期目を目指した仲井真氏に9万9744票の大差をつけ、初当選を果たしていた。