svg加藤厚労大臣の説明には、まったく、納得がいきません。

「会費制なら問題ない」というのは、まったく、不誠実な対応と、思います。会費制でも問題のある会合はあるから、です。
それから、
「今後追加的に情報が生じてくれば対応していく」というのも、おかしな話だと思います。

それから、国会議員の秘書が出席していた、とのことで、それが、誰の秘書であるか、ということも大変重要な問題である、と、私は思います。


朝日新聞から


前厚労次官も元役員と会食 厚労相「会費制で問題ない」

 加藤勝信厚生労働相は10日、昨秋に開かれた飲食の会合で蒲原基道・前厚労事務次官が、文部科学省の接待汚職事件で再逮捕された医療コンサル会社元役員と同席していたと発表した。閣議後会見で加藤厚労相は「会費制で行われ、それに基づいて支払った。特段問題のある行為ではなかったと認識している」と述べた。

 蒲原氏が同席したのは元役員の谷口浩司容疑者(47)=贈賄容疑で再逮捕=との会合。
 厚労省が蒲原氏から聞き取った内容によると、文科省幹部から「懇親の幅を広げる」などと会食の案内があった。蒲原氏はこの幹部に誰が出席するのか尋ねたところ「国会議員の秘書も来る」との回答があったという。会費額について記憶はあいまいだが5千円か1万円、会合での話題について「特に記憶に残るものはなかった」「病院運営の話はなかったと記憶している」とも述べているという。さらに、谷口容疑者と飲食を伴う会合に同席したのはこの1回だけだったと説明しているという。加藤厚労相は「今後追加的に情報が生じてくれば対応していく」と語った。
 蒲原氏が会合に出席していたとの一部報道を受け、加藤厚労相は7日の閣議後会見で「事実関係を確認する」としていた。蒲原氏は7月に事務次官を退任し、現在は同省顧問。