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聴聞というプロセスは、法律上の手続きとして規定されているために行われることであって、実際に聴聞した相手の主張を元に、想定される行政上の判断が変更されることはまずありません。

今、知事不在のため、その職務を副知事が代行しているそうですが、その副知事が最終判断をする、との見通しのようです。


東京新聞から

沖縄県、防衛局から聴聞 辺野古埋め立て承認、撤回へ

 沖縄県は9日午後、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に向け、工事主体の防衛省沖縄防衛局から弁明を聞くため、聴聞を実施した。

 8日に死去した翁長雄志知事は、自ら承認撤回を決定したいとの意向を県幹部に伝えていた。聴聞を終え、職務代理の副知事が撤回を最終判断する見通しだ。
 県は7月31日に8月9日の聴聞実施を通知した。防衛局側は「反論書面の準備期間が必要だ」などとして9月3日以降に聴聞を延期するよう求めたが、県は拒否した。