Unknown今回、自民党が提出している参院の選挙制度改革案に反対です。

この制度は、その後、参院不要論、一院制への国会改革につながる、と、思われますし、今でも、総理大臣、首相官邸への権限集中が問題と思いますが、それが参院にも広がり、首相官邸のさらなる権限強化につながる、から、です。

野党は、自民党や与党の国会運営について、「多数の横暴」という主張をしますが、これでは、自民党や与党に多数の議席を与えた国民の多くに響かない、と思います。それどころか、野党の政治的行動への支持が広がらない、と、心配しています。

「国民が期待して自民党や与党に多数の議席を与えたのは、このような法案のためではない」
「国民が期待しているのは、拙速な採決、乱暴な国会運営ではない」
「与党自民党は、国民の声をしっかり聞け」

というような訴えをすべき、と、思います。


NHKのニュースサイトから

参院定数6増案 衆院で攻防激化の見通し

参議院選挙の1票の格差を是正するため、定数を6増やすなどとした自民党の公職選挙法の改正案は、11日夜、参議院本会議で可決され、衆議院に送られました。与党側は、今の国会で成立を図りたい考えですが、反発を強める野党側は成立を阻止したいとして、内閣不信任決議案の提出時期を探るなど、今月22日の会期末に向けて与野党の攻防が激しくなる見通しです。

参議院選挙の1票の格差を是正するため、定数を6増やすなどとした自民党の公職選挙法の改正案は、11日夜、参議院本会議で、立憲民主党などが退席する中、自民・公明両党などの賛成多数で可決されて衆議院に送られました。
自民・公明両党は、来年夏に参議院選挙が控えているため、今月22日までの今の国会で成立を図る必要があるとして、13日にも衆議院の特別委員会で審議に入り、すみやかに採決を行いたい考えです。
これに対し、野党側は、11日の特別委員会で野党が提出した改正案が採決されなかったことなどから、「自民党が、数の力で強引に推し進めることは許されない」と反発を強めています。
また、「自民党の党利党略の改正案を成立させるわけにはいかない」として、安倍内閣に対する不信任決議案を提出する時期を探るなど、あらゆる手段で対抗する方針で、今月22日の会期末に向けて与野党の攻防が激しくなる見通しです。