連合神津会長
連合の会長が、「高度プロフェッショナル」の削除の要求をしたようです。
しっかりと、法案の審議の行方をみておきたい、と、思います。

使用者に課せられている、労働者の労働時間を管理する責任から解放するなんてことは、これは、人権問題であり、つまり、憲法にも抵触する問題だと思います。


NHKのニュースサイトから

働き方改革法案 連合会長が「高プロ」削除を要求

働き方改革関連法案に盛り込まれた、高収入の一部専門職を労働時間の規制から外す制度について、連合の神津会長は国会内で開かれた集会で、長時間労働を助長しかねないとして法案から削除するよう重ねて求めました。

働き方改革関連法案は、時間外労働に罰則付きの上限規制を設ける一方、高収入の一部専門職を対象に、働いた時間ではなく成果で評価するとして労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を導入するとしていて、与党側は、23日にも衆議院厚生労働委員会で法案の採決を行う構えを見せています。
こうした中、連合は22日、国会内で集会を開き、神津会長は、「時間外労働の上限規制などの意義は大きいが、長時間労働を助長しかねない『高度プロフェッショナル制度』は全く必要ない。過労死をゼロにしてからやるべきだ」と述べ、「高度プロフェッショナル制度」を法案から削除するよう重ねて求めました。
この後、神津会長は記者団に対し、「『高度プロフェッショナル制度』が残ったまま、『審議は尽くされた』と言われても、納得できない。与党などによって法案の修正も行われたが、制度の問題点は変わっていない」と述べました。