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もちろん、私は、国が引越しすることができない以上、隣国との協調は、大切な外交の柱である、と、思っていますので、安倍首相の変節はともかく、中国と連携することには大賛成です。

しかし

ナショナリズムを背景に支持を伸ばした安倍首相は、中国との連携をずっと否定してきた、と、思います。それどころか、世界中を回る安倍外交は、中国をライバル視し、世界中に中国の悪口を言い回ってきた、のではなかったか、と、思っています。

ただ、安倍首相が、その反中国の旗を降ろすために、中国側に支払った代償にはどんなものがあるのか、きちんと、国民に知らせてもらいたい、と、思います。国民にきちんと説明することなく、外交方針を大転換しているのであれば、不誠実であることは間違いない、と、思います。

そして

安倍首相が、真の保守なのかどうか、その真価がはっきりと見えてきた、ということかな、と、思います。

あ、辞任する前に、自分が撒いた種を刈り取っている、ということかしら。


東京新聞から

海空連絡体制、「尖閣」明示避け合意へ 日中首相、9日に会談

 安倍晋三首相は、日中韓首脳会談に合わせて来日する中国の李克強首相と九日に二国間会談を開く日程を固めた。偶発的衝突を避けるために導入する日中防衛当局間の相互通報体制「海空連絡メカニズム」に関し、対象範囲に沖縄県・尖閣諸島周辺の領海と領空が含まれるかどうかを明示せずに正式合意する見通し。政府筋が七日、明らかにした。事実上の「玉虫色決着」となる。

 連絡メカニズムを巡り、日本側は固有の領土である尖閣周辺の領海、領空は対象外にすべきだと主張。中国側は対象外とすれば「釣魚島(尖閣の中国名)を日本領と認めるのに等しい」として難色を示していた。
 このため双方は、適用範囲を地理的に明確化しない内容とすることで折り合う方向だ。合意にこぎ着けた場合、安倍首相は自らの外交成果と位置付け、内外にアピールする構え。
 政府筋によると、日中会談は九日午後に開かれる。両首相が海空連絡メカニズムの早期運用開始で正式合意した後、防衛当局者間で署名文書を交換する段取りだ。首相としては第一次安倍政権下の二〇〇七年四月、温家宝首相(当時)との間で一致した連絡体制の構築を、十一年かけて実現する形になる。尖閣を巡る日中間の緊張緩和がどこまで進むかが、今後の焦点になりそうだ。
 安倍首相は李氏との会談で、早期訪中への意欲を表明する予定。その後の習近平国家主席の早期来日に関し、実現への協力を改めて要請する。中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」への協力方針も強調するとみられる。北朝鮮の非核化に向けた緊密連携を確認するとともに、拉致問題解決への理解を求める方針。