Unknownアメリカ第一主義、を、選挙戦で訴えてきたトランプ大統領は、やっぱり、日本に対して厳しい対応をとってくることは当然だったのかもしれません。

在日米軍や日米安保条約のもとで、FTA交渉をおこなっても、圧倒的にアメリカ優位の状況ですから、日本としては交渉する余地は小さいのではないか、と、思います。


NHKのニュースサイトから

「日本は長年、貿易面で打撃与えてきた」トランプ大統領が批判

アメリカのトランプ大統領はツイッターで日本について言及し、「長年、貿易の面でアメリカに打撃を与えてきた」と批判し、貿易赤字の削減に向けて、FTA=自由貿易協定の交渉に入ることに改めて意欲を示しました。

アメリカのメディアは12日、トランプ大統領がTPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐり、有利な条件を引き出せるならTPPに復帰する可能性を探るよう、ライトハイザー通商代表らに指示したと伝えました。
これについて、トランプ大統領は12日、ツイッターに「オバマ前大統領に示された協定よりも、大幅によい内容になる場合にかぎり、復帰するだろう」と投稿し、あくまでも再交渉を前提に復帰する可能性に触れました。
そして、TPPに参加している11か国のうち6か国とは、すでに2国間の貿易協定を結んでいるとしたうえで、日本について「長年、貿易の面でアメリカに打撃を与えてきた」と批判し、貿易赤字の削減に向けて、FTAの交渉に入ることに改めて意欲を示しました。
トランプ大統領は鉄鋼製品などに高い関税を課す異例の輸入制限措置について、日本も対象に含めているうえ、日本の自動車分野には非関税障壁があるとして、繰り返し市場開放を求めていて、来週、開かれる日米首脳会談では、厳しい姿勢で臨んでくることも予想されます。